掃除機革命――10年ぶりの驚き
家電製品は日進月歩で改良されているらしい。しかし、以前に掃除ロボットやカーペットクリーナーを買ったものの使いづらさもあって、仕舞い込んだ経験から、この頃は新製品にすぐ飛びつくことは少なくなった。そうなると家電への関心も薄れて、壊れてから買い替えるを守ってきたが、家電製品は当たり外れはあるものの、10年くらいは普通に使えると思っている。
ところが、一つが悪くなると同時期に他の家電も次々に買い替え時期を迎えてしまった。ガスレンジの買い替えに始まり、昨年は洗濯機を新調した。
どれも10年前には想像もつかない価格になっていて、好きなデザインだからと即決することは出来ない状態だった。
ネットで検索し、安い店舗を探す手間を惜しまない。何しろ、こちらは“サンデー毎日”なのだから。
そして今年は掃除機の番だ。使えなくはない掃除機が我が家には4台ある。うち3台はコードレスで、どれもバッテリーが重く、その上すぐに使えなくなるため、結局掃除機をかける際にはコード付きのものを使用していた。
先日、友人が日立のコードレス掃除機を購入し、それが非常に快適だと話していた。欲しいなとは思いつつ、緊急性がないためそのままにしていたが、ある日テレビで「ジャパネットたかた」が掃除機を販売しているのを目にした。
「ジャパネットたかた」は、若い社長に交代してから売り上げが伸びていると聞いている。その理由として、徹底したアフターフォローと、大量仕入れによる価格の抑制が挙げられていた。また、地域創生事業として長崎県でサッカー場やラグビー場、ホテルを建設していることも報じられ、好印象を持っていたので、この話に乗ってみようかとふと思い立ち、家族に相談した。
掃除機の使いにくさにうんざりしていた家族は二つ返事で賛成し、「ジャパネットがいいよ」と背中を押してくれた。電話をしてみると、確かに応対が心地よく、その数日後に届いた掃除機は、友人の言う通り軽く、自走式で掃除が驚くほど楽になった。
ヘッドの先はグリーンーライトで照らされ、ゴミが非常に見えやすくなっている。それどころか、思いがけないほどゴミが目立つことに驚いた。拭き掃除をした箇所でも、グリーンライトを当てると雑巾がけの跡にゴミが残っており、ゾッとする。
これはまさに掃除機革命だと感じた。これまでの掃除機は大音量で嫌われ者であったが、今の掃除機は静音で、少しも気にならない。そのうえ、軽くスイスイ動くので、掃除が負担ではなくなった。
10年ぶりに掃除機を見直してみて、家電がここまで進化していることに驚かされた。
これはまさに“掃除機革命”の体験であった。。
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