79年目の終戦記念日に感じた事

79年目の終戦記念日を迎えたお盆であるが、私は些細な買い物のために京都高島屋まで出掛けることになった。

京都市内に向かう五条通では、県外ナンバーの車が多く見られた。慣れない道を運転しているのか、急ブレーキをかける車が多く、私もいつも以上に気を遣って運転せざるを得なかった。徳島ナンバーやなにわナンバーの車を見かけるたびに、「どこへ向かうのだろうか」と想像を巡らせていた。中でも、室蘭ナンバーの車を見つけた時には思わず二度見してしまった。敦賀からフェリーで来たのかもしれない。

高島屋の駐車場に到着すると、いつもよりも空いている印象を受けた。今日の買い物の目的は「浴室用のブラシ」である。何でも良さそうに思えるが、私にはこだわりがある。お気に入りは「ブラシの平野の風呂あらい」であり、これを手に入れるために、デパートに足を運んでいる。

ネットでも購入可能だが、ブラシ代は安いのに送料がブラシの半分もかかることを思うと、年に一度デパートに出店する日を待って購入する方が賢明であると考えている。ちなみに京都高島屋の出店は8月14日から20日までである。

久々の高島屋訪問で、ついでに成城石井のスーパーをのぞいてみた。大好きなチーズが手頃な価格で並んでおり、ついつい幾つか購入してしまった。さらに、岩泉のヨーグルトも2袋。この辺で止めれば良かったものの、デパートの地下街には必ず立ち寄りたい店があり、また買い物を増やしてしまった。その結果、肩にかけた袋は重く、6階の駐車場はよろよろ歩きには遠かった。

若い頃は、デパートの梯子などお手の物であり、疲れを感じることもなかった。
デパートは、久しぶりだからゆっくり回りたいと一人で出掛けたのが間違いだった。
帰宅後には背中が痛かったり、頭痛まで始まった。
デパートを自由に巡る体力がなくなってきたのを感じる。
79回目の終戦の年生まれを、改めて感じた次第である。

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