湖東への引っ越し:草津市での新しい生活

先日、湖西から湖東に引っ越しをした友人の新居を訪問した。新しい住まいは、大阪のベッドタウンとして知られる草津市だ。草津駅周辺は、訪れることはあってもよく知らない場所である。

教えられたアドレスを頼りに友人の家を訪ねると、空にそびえるようなマンションが立ち並ぶ街が広がっていた。しかし、緑に囲まれているため、威圧感は感じられない。駐車場スペースが広々と設けられており、最近のマンションのトレンドに疎い私には、度肝を抜かれるほど快適なマンションであった。
友人の部屋は21階建てのマンションの12階部分。12階まで上がると、高々と広がる空があった。びわ湖も草津の町もよく見渡せる。ベランダからは、桜並木や草津川跡地のウォーキングロードが広がり、景色を遮るものは一切ない。
しかも、隣地には今月オープンした「インフロニア草津アクアテイクスセンター」という立派なプールが完成していた。友人が手に入れた環境は羨ましい限りである。

大阪の都会で育ち、リタイヤ後は静かな山の家で暮らしてきた友人が、老後を見据えて便利なマンションに移転する決断は、理想的ではあるが、誰もが実現できるものではない。この選択は、友人の決断力、実行力、経済力そして柔軟な心と小さな勇気あってこそ可能になったものだ。
住環境を変えることは、年齢に関わらず大変なことである。老後に便利な都会生活を望んでも、新しい環境に慣れるのは億劫に感じることもある。しかし、友人の暮らしを見て、多くのことを学ぶことができた。新しい生活環境に適応することの大切さを再認識し、私自身の今後の生活にも参考にしたいと思った次第である。
新しい生活環境に移ることの大変さと、その先にある快適な暮らしを手に入れるための努力について考える良い機会となった。

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