幻の西瓜「比良スイカ」:隠れた特産品の魅力
大津市北部の比良地域には、味噌とともにもうひとつの隠れた特産品がある。それが幻の西瓜、「比良スイカ」である。
比良山系は花こう岩の砂地で水はけが良く、東向きの傾斜地で日照も良い。これがスイカ作りに適した環境を生んでいる。戦後のある時期、一部の農家が近江舞子の水泳客向けに栽培を始めたのがこのスイカの始まりだ。1999年には地元農家が特産品づくりと休耕田の活用を目指し、比良すいか生産組合を設立。ブランド化を進め、今では年間5,000~6,000個を生産している。 2016年 京都新聞より
道の駅やJAなどで販売されているが、最近はその姿を目にすることが少ない。そもそも生産量が少ないらしい。
その理由は獣害だろうか?この地域はでは、美味しくなると野生動物に荒らされる。
幾つかの理由があると思うけれど、地域に住んでいても、比良スイカを手に入れるのは容易ではない。
今年、幸運にもこの幻の比良スイカを手に入れることができた。写真のごとく非常に大きく、比良スイカは1玉10kg以上にもなる。今回頂いたスイカは12kgあり、4分の1でも3kgという大物だった。
今年は、夏の前から比良地域に足を運び、「比良スイカが欲しい」と粘り強くアピールすることで、手に入れた。
幻のスイカを手に入れるための努力が報われた。
比良スイカが入手困難では、ご紹介しにくいが、もしJAや道の駅で見かけたら比良スイカをぜひ一度味わってほしい。その美味しさには感動を覚えることだろう。
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