大垣の富有柿と紅葉の旅:お得な柿との出会いと美しい夕焼け
家人は今年も「大垣の本巣」へ富有柿を買いに行きたいと言い出した。
福井や奈良で買った渋柿は未だ干されたままである。
けれど、めったに自分からリクエストすることは無いのだから、喜んで話に乗った。
今年の大垣の富有柿は高温で色付きが遅れていたり、カメムシの被害で贈答用の柿不足していると言われていた。
大垣までは自宅から100kmであるから一般道で紅葉を楽しみながらでも2時間半くらいで着けると判断して、いつもよりはゆっくりと出発したが、これは後で後悔することになった。
昨年行った「丸金青果」へ到着するとお客はチラホラ、9時半からの販売だから既に終了の雰囲気が漂っている。
そこで見つけたのが「袋に詰め放題10円」の案内。熟れた柿が多い中で上手に10個ほどを選び、車に積んであるナイフで直ぐに味見をすると、とても美味しい。1個1円で大満足。
農園に来るとこういうおまけに出会うのが嬉しいのだ。
レジ横にあった面白柿
帰路は、本巣の道沿いに広がる柿畑を眺めつつ車を走らせた。畑の前には無人販売所が点在し、一袋200円ほどで柿が並んでいる。その横に「お持ち帰り下さい」と書かれた箱があったが、 残念ながら、どの箱もすでに空。
家人曰く、「来年は早起きしよう」
丸金青果さんで1円で仕入れた柿が急に高く感じた瞬間であった。
この日も家人は大きなフジ柿の渋柿を大事に抱えて帰った。
ふじ柿の熟し柿は4個500円、トロトロで大甘だった。
干し柿用もこのクラスの大きさで、今年の干し柿の中ではベスト1である。
この日は収穫とともに秋の風情を満喫。 夕方には、比叡山に沈む見事な夕焼けを眺めることができ、ドライブの締めくくりとして最高であった。
3枚目の写真は比叡山の横に沈んだ瞬間
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