アドベント期間真っ只中|年末は愉しい

12月の終わりは、私が1年で一番楽しみな日々。
「クリスマスが好きなのは何故だろう」
私の父は「私と遊ぶことなど」思いもよらないタイプの人だったし「父親が子供と遊ぶなど」想像もしない子供時代を過ごしていた。
ところが誕生日、節分の豆まき、クリスマス、正月だけはきちんとしてくれた。
出張のお土産は本。
最初のお土産本が「雨月物語」絵本などではなかった。忘れられないほど印象深く、私が意識した本だった。



クリスマスには、小さなツリーの周りにお菓子を包んでプレゼントしてくれた。
煙突からサンタさんが来るとは知らなかったけれど、少し大きくなると夜中に薄目を開けて待っていたような気がするけれど、それは想像かも知れない。その時にもらったものは何も覚えていないから。
ツリーとお菓子は今でも嬉しかった事を思い出す。
その印象の所為か私はクリスマスの赤と緑を見ると、豆まきをする父の姿や子供にもお膳とお屠蘇を用意した父を思い出す。


今年のケーキはマナさんのタルト

タルトが大好きな事を知っているマナさんは誕生日のケーキはシャルロットケーキ、クリスマスはタルトで作ってくれた。
家人が沢山の蝋燭をオーダーしてマナさんを困らせたらしいので、今日こっそりお返しした。
打てば響くようなパテシエさんが近くにいてくれるのは、最高に贅沢な事だ。


そして、毎年シュトーレンはTさんが届けてくれる。
「このシュトーレン美味しいね」と言った翌年から毎年届けてくれる。

元旦の誕生日までのアドベント期間はやっぱり一年で一番ワクワクする。

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