白内障手術顛末記

私の周りで「白内障の手術」をしたという話を聞くようになった。
きっかけは見えにくいからで、術後は世の中が変わるようによく見えるのだという。
私が、右目が見えにくいのは「白内障」なのかもしれないと眼科を初めて受診したのはかれこれ3年以上も前になる。
1軒目の眼科では「手術をしましょう、良く見えますよ。日時を予約して行って下さい。先進医療の保険に入ってますか?多焦点レンズがいいでしょう」
あれよあれよと手術が決まった。


秋山郷 栄村

その進め方に疑問を感じてセカンドオピニオンを受けた。
すると、「確かに白内障はありますが手術を必要とするほどではありません。毎日目薬を入れて進行を止めましょう。経過を見ます」と言われた。
ほらねー、何かおかしいと思ったよ。
視力はとても大切なので、2ケ所が別々の事を言えばサードオピニオンを受けるしかない。
すると、やはり手術は不要で3ヵ月置きの経過観察、目薬不要となった。
眼科の住所は京都だけれど、家から30分白川通りの「ドンク」や銀閣寺の「おめん」が近いからここに通う事に決めた。




ドンク

家人は人間ドックで左目に黄斑があり観察が必要と言われていたので、二人で通う事にした。
すると先月家人は、「黄斑が進んでいる訳ではないけれど、黄斑と白内障があるので左は白内障の手術をしましょう」と思ってもみなかった宣告を受けた。
最近夜間の運転がしにくいと感じているそうなので、手術を受ける事をわたしも勧めた。
すると、「術後は左右の視力にかなり違いが出ます」と言われて「それなら右も手術する方がいいのでは?」と私がお聞きした。
すると「じゃあ、右もやりましょう、詳しくは看護師から説明がありますから」と言われて主治医はいなくなり3、40分後に現れた看護師は「手術承諾書」を示して、手術日にサインして持って来るようにと言うけれど、承諾書には「手術について詳しい説明を受けたので承諾する」の意味が書かれていた。
家人は「未だ、説明も受けてない」と言ったのでまた診察室に逆戻り。
主治医ではなく若い女医さんが現れた。
すると家人がビックリするような事を言い始めた。
「今まで私は白内障があるという話を聞いたことがないのですが、右目の手術は必要ですか」
そう言えば右目の手術を決めたのは私と主治医で家人は一言も発言していなかった。
徐に再検査をした女医さんは、「そうですね、しなくてもいい範囲です」
「じゃあ、止めます」と家人は言ってのけた。

おめん

「左右の差はメガネで矯正すればいい」という事で一応納得して帰ったものの、眼鏡は最近作り直しているので最大限の視力矯正を既にしているはず。
このままでは左右の視力の違いは、運転や金継をする人には致命傷になるのではと又ぞろ私が気にかかる始めた。
直ぐに眼鏡屋さんに行って、術後のメガネや今後について相談すると、この際右目も手術する方が今後の為にはいいのではないかと言う結論になった

両目を手術するなら成るべく近い日数でお願いしたいと、依頼すると主治医は2週間に1日しか手術をされないとの事。
つまり、大変偉い先生であるらしい。

その第1回の手術が11月7日にあった。
続く

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