2024年8月8日:琵琶湖花火大会と宮崎地震がもたらした不安な夏

2024年8月8日は、琵琶湖の花火大会開催日で、例年多くの観客が訪れる大津市の一大イベントである。琵琶湖の浜大津から打ち上がる花火は、市内のどこからでも見ることができ、幻想的な光景を作り出す。
しかし今年は、夕方に宮崎県の日向灘で大きな地震が発生し、花火を楽しむどころではない状況となった。

夕方に発生した宮崎地震は、南海トラフとの関連性が疑われ、すぐにテレビの震災報道が始まった。
これにより、外で花火を見る予定だったけれど、自宅内で地震情報に集中せざるを得ない状況となった。気象庁からも南海トラフとの関連性についての発表が予定されていた。

午後7時半、花火が打ち上がる同時刻に、気象庁からの発表があるということで、テレビから目が離せなくなった。
花火大会の開催中にもかかわらず、地震に関する重大なニュースにより、テレビの震災報道に釘付けになった。花火の「どぉーん」という音が聞こえる中、時折花火チャンネルを観るものの、地震の危険性が気にかかった。
花火が終わる1時間後には、気象庁から南海トラフ地震の発生確率が相対的に高まっていると発表された。

日向灘地震は南海トラフの予測地域内の発生だった。その後に示された予想地域を観ると仮に、震源地が四国や紀伊半島の場合は、大津市内の震度も経験したことのないものになりそうだ。
滋賀県からはLINEを通じて、震災への備えについて詳細な注意喚起が行われ、多くの住民が改めて防災対策の重要性を認識した。
さらに、この週には台風5号が東北に向けて発生しており、自然災害が相次いで発生している。
正月の能登震災、盆の日向灘震災、このように、例年の夏の楽しみが、自然災害の影響により影を潜めた状況である。皆が無事であることを願いつつ、今後も災害への備えを怠らないようにすることが重要である。

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