「断捨離」の魔法にかかって
最近、友人が話題にしていたテレビ番組に「うち断捨離しました」がある。彼女曰く、その番組を観ると片付けたい気持ちが湧いてくるそうだ。正直、その話を最初は聞き流していたが、偶然その日のテレビで「断捨離」の番組が放送されていたので、何となく観た。
番組では、足の踏み場もないように見える部屋が映し出されていた。この部屋がどう片付いていくのか、気になってついつい見入ってしまった。どうやら番組は前編と後編に分かれているようで、私が観た回では片付ける前過程までしか見られなかった。
しかし、不思議なことに、その番組を見た後、私自身にも変化が訪れた。それは我が家の台所にある床下収納を開けた時のことである。普段は冬に作った味噌を入れる程度で、ほとんど使っていないため、不用品置き場になっていた。掃除もさぼりがちで、久しく手をつけていない状態であった。
その床下収納庫を不用品の一時置き場にしようと開けた途端、雑然とした収納庫を見ていると居ても立っても居られなくなった。思い切って中のものを全部出し、一時的に置いていた不用品はすべてゴミに出した。そして、内部を綺麗に拭いたり洗ったりしているうちに、頭の中まですっきりするような感覚になった。
自分の変化が不思議で、少しおかしくも感じているが、久しぶりに片付けたいという意欲が動き出したようだ。
今年のお盆は特に予定もないので、色々と見直してみようと思うが、三日坊主にならないか少し心配である。
「断捨離 後編」も観ないと、途中で力尽きるかもしれない。
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