スマホと格闘中

20世紀の年末に、MYPCを買った。
21世紀の日の出をいち早く見たい。それを見られるのは犬吠埼の日の出であるという。
使い慣れないパソコンと格闘していると、テレビで犬吠埼の日の出は映し出された。
あの時の疲労感と言ったらなかった。
たまたまその年に船橋に住むことになったので、犬吠埼を訪れた。
そして、時代はスマホ。
「もう、ブログ読む人いないよ」と言われる。
スマホがあればパソコン不要とも言われる。

火鉢で餅を焼くほどゆっくりとした時間が出来た。
そんな時、スマホを眺めてしみじみ来し方を考える。
スマホのお陰で便利な世の中になった一方、忙しくなった。
全てがスマホで管理される世の中、もし私がスマホ操作が出来なくなったらどうなるのだろうかと、かなり不安である。

先日出かけた、高島市の歯科でマイナンバーを保険証に登録するリーダーがあった。
手続きは簡単だったけれど、大津市でそれを使えるクリニックを見かけない。
中途半端なんだわー。
マイナンバーを保険証や免許証と紐付けると言われてきた。
1歳でも若い時でないとそんなことに対応できないのではないかと、機会があるごとに手続きをするように心がけている。
アナウンスのわりに、行政指導は遅いようで一向に実効性がない。
けれど、一方で、使えば便利になることは多い。
所で、マイナンバーは携帯のアプリがあるの事は知らなかった。
どうにかこうにか携帯にアプリを入れてコロナワクチンの証明が出来るのかと検索するけれど証明は出来ない。
PCで検索すると全く別の接種証明のアプリがあった。
漸く、携帯に証明が入ったので、いまにもなくしそうな紙切れを持ち歩かなくていいのは助かる。
コロナの為だけで接触アプリ、接種証明アプリ、保険証等々
もう、携帯無しでは外出出来ない。
失くしたら困るし、使えなくなったら困る。
頭の痛いのは暗証番号、しばらくする更新するようにと言って来る。
「いちいち覚えられない暗証番号を早々替えられるもんじゃない事くらい分かってよ。」

非接触の支払いが簡単になった。
お金が一番汚染されやすい。
それらに一切触れることなく決済できるのは助かる。

でも、私世代は積極派と非積極派に二分されている。
政府は本気でマイナンバーを活用しようと思うなら、移行期間も考えればもう少し積極的な指導が必要なのでは?
「導入まで生きてないから要らないわ」と言う声もある。
後、10年もかかるなら、それは正しい考え方になる。

数年前に行った、中国は黄山の山頂でもスマホがないと水も買えなかった。
観光施設は、何処に行っても顔認証。
国民全員にスマホが行きわたっていて誰でも操作できるとは思えないけれど、観光客は、スマホがないと何もできない国だった。

これからスマホはどのように進化するのか予想は出来ないけれど、そろそろついていけそうにないという不安が付きまとう、2022年の年明けである。

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