日々ー14

画展が終わり、自宅に帰ると娑婆の空気の緩やかさに身体の緊張も融けだすようだ。
それに今日の天候はどうだ。
企画展中は気象に振り回されて、意外に優しい私の胃袋は未だに調子が戻らない。
今日は姉母の食事作りの日なので、庭に座り込む時間はないけれど、ぐるっと一回りしてみた。
企画展の初めの頃にライラックの紫のつぼみが綻びかけていた。
濃い紫と薄紫が入り混じっていい感じだった。
なのに、今日は完全に開いて蕾の可愛さを無くしてぃた
足下を見ればいつの間にか、シダが大きく伸びて、ぎぼしの葉は広い場所取りをしている。
どこかに移そうと思っている内に姿を消して、気がついた時は時遅く大きな場所にどっかり座るのがぎぼしサマ。
2Fのベランダから見ると、モンタナのブルーアイが見事に花芽をつけていた。
小さなつぼみがぎっしりで、これほどつけると言う事は、
最後のご奉公ではないかと心配になった。

DSC_4551.JPG
咲かないで、咲かない、もう少し楽しませて欲しいから。

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