胃カメラ

朝の9時に飲んだ胃カメラが未だに胃の腑に不快感を残している。
みぞおちがキリキリと痛み「ストレス性の胃潰瘍でしょう」と脅かされた結果今日の検査になった。
で、結果は何もなし。
「ほーきれいですねえ」と褒められっぱなしである。
口は管を入れているので、その場で聞くこともならず涙目で画面を見ていた。
赤い斑点があるじゃないですか。
「はーい、終わりました」といわれてから漸く「さっき胃の壁に赤い斑点があったのだけど」というと「カメラの先が当たった後です」と言われた。
ということは、たいしたことも無い時に念の為になどと思ってカメラを飲むと胃の壁に傷をつけることにもなりかねない。ということかしら。
カメラを飲む時よりも今の方が胃に不快感がある。
「あの傷じゃないの?」

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