一病息災

家人は今日で3週間何も出来ずに無りょうを持て余している。
2週間の点綴で肺の中はきれいになりました。
家人は肺の中に厄介な袋を持っているらしくその袋の中の原因菌が肺を炎症させていたらしい。
肺はきれいになっても、原因菌のはいった小袋は依然肺の中、心臓の少し上に残っています。
これを切除すべきかどうか実は私は深刻に悩んでいました。
切ればさっぱりするとはいえ、きれいに取れる保証は無いらしい。
大量出血、全身麻酔による合併症とリスクは多い。
小袋もちではいつまた熱を繰り返すか分からない。
がんになるリスクは高い。
今日は造影剤撮影で小袋の状態は三分の二ほどの大きさになっているけれど取り敢えず、症状は落ち着いているようです。
落ち着いているときに「手術はどうしましよう」と聞かれれば「しません」といいたくなる。
何日か前のニュースで「がん患者の治療は患者の意思より家族の意思を優先して治療する。トラブルを防ぐため」と報道された。
悩んでいた私に言われたみたいだった。
どちらもリスクがあるのだけれど自分で判断できる家人には本人の意志に任せようと決めていた。
手術をしないと決めた時は「ムッ」とするやら「ホッ」とするやらやはり複雑だった。
主治医も決めかねるリスクであるという。
一病息災で案外いいのかも知れない。

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