裁判長!ここは懲役4年でどうすか ‐ 北尾 トロ|それでもボクはやってない ‐ 監督:周防 正行

本屋に平積みしていた「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」とう本を読みかけていたので、
娘が「それでもボクはやってない(YouTube)」の映画に誘ってくれた。

周防監督と聞いたので期待して出掛けた。
痴漢の冤罪を晴らそうとする若者の戦いを取り上げている。
冤罪を晴らすのは並大抵ではない。
努力の末に「無罪」となれば映画にならないのは分かるが、多分私はこのパターンをたどることだろう。
やってない事を認めれば釈放されると分かっていても私は多分出来ない。
やってないんだもの。
痴漢の立証は現場逮捕以外には難しい。
無辜を罰しないという裁判官と検察が起訴した以上有罪判決に持ち込むことを目的とする裁判官の姿勢の違いもこの作品の見所である。
無罪判決ばかりの裁判官が出世出来ないのも、うなずける組織を垣間見た。
「正直者が馬鹿を見る」のはいつも同じこと。
分かっているけど、私は冤罪を認めるくらいなら死ぬまで戦う気性だから冤罪などをかけられないように注意深く暮らすしかない。

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