水滸伝、望郷の道 ‐ 北方 謙三

なが~~く続く本を読みたいと思っていたときに水滸伝に出会った。
今まで読んだ本は8巻くらいが最高だった。
この本は全19巻らしい。
と、いっても13巻までしか入手していない。

どちらかというと苦手傾向の本だった。
なが~い本という条件に叶ったので読み始めた。
北方 謙三のハードボイルドというだけで抵抗はあったけれど、読み始めるとこれが止めなれない。
登場人物が誰も彼も特徴があり強い。
梁山泊と聞くと盗賊の館というイメージもあり、この名前を店名にしているところには足を運ばないほど不気味な名前のイメージがある。
宋の国を相手に戦う男の集団の話ではあるけれど、一大事にはお誂えむきに優れた男が都合よく登場するのは痛快小説の趣がある。
日経朝刊の小説で同氏の「望郷の道」が今日で116回になる。
ついつい朝一番に読んでいる。
心の隅にある抵抗感がほぐれたわけではない。
小さな石のような塊があるが読まなければ気がすまない。
摩訶不思議な感情である。

浅川次郎や藤沢周平の本は気持ちが自然に同化した。
北方 謙三は全く同化できないけれどひきつけられる。
危険な匂いがする。
全巻読破した頃にはしこりがほぐれているかどうか分からないけれど、今日から10巻目に入る。

水滸伝 2 替天の章 (集英社文庫)
水滸伝 3 輪舞の章 (集英社文庫)
水滸伝 4 道蛇の章 (集英社文庫 き 3-47)
水滸伝 5 玄武の章 (集英社文庫 き 3-48)
水滸伝 6 風塵の章 (集英社文庫 き 3-49)
水滸伝 7 烈火の章 (集英社文庫 き 3-50)
水滸伝 8 青龍の章 (集英社文庫 き 3-51)
水滸伝 9 嵐翠の章 (集英社文庫 き- 3-52)

水滸伝 10巻~12巻はこちらの記事にあります

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コメント

    • kurashi/tanaka
    • 2007年 12月 04日

    北方健三さんですか!
    僕は今、山本周五郎さんにはまっています(笑)。
    ながーく続く本、確かに読みたくなる時ってありますよね!

    • skog
    • 2007年 12月 04日

    tanakaさん
    山本周五郎さんいいですねえ。
    私は「樅ノ木は残った」という本をきっかけではまりました。
    武家ものは苦手を払拭した本です。
    ハードボイルドは苦手を水滸伝が払拭するかどうかと思いながらも毎日読んでいるのですから案外好きになっているのかもしれませんね。

  1. ボクも北方水滸伝&望郷の道、はまっています。
    水滸伝は昨年の秋から毎月1巻、
    友人といっしょに文庫本の発売を待っているんですよね。
    その発売が、だいたい毎月20日、
    その発売後、一週間は「替天行道」の旗の元にいる気分になっています(笑)。
    ボクも北方さんの本は、初めてでしたが見事にその世界に魅了されています。

    • skog
    • 2007年 12月 08日

    hoddyさんコメントをありがとうございます。
    hoddyさんのブログの書棚にあったのが印象に残っていたのがきっかけですよ。
    hoddyの読書傾向は私と良く似ているので多分面白いんだろうなーと思って読み始めました。
    この本を好きな人はきっと正義感が強い方だろうと想像しながら読んでいます。

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