想い出・鶴の舞橋-青森県
いつの間にか私は橋が好きになっていて、世界の有名な橋の幾つかを渡った。
フィレンツェのポンテ・ヴェッキオ、ロンドンのテムズ川にかかるロンドンブリッジ、パリのセーヌ川にかかるポンヌフ
アジアとヨーロッパを結んでいる「1915年チャナッカレ」橋やブダペストのブダ地区とペスト地区を結んでいるチェインブリッジも忘れ難い。
これら以上に素晴らしい橋は世界中に数えればきりがないほどあるはずだ。
体力と予算が許せば、何時かは世界の橋めぐりをしたいものだ。
世界の橋めぐりは簡単ではないけれど、国内にならば叶えられる。
昨年6月、そんな思いが込み上げて青森県北津軽郡鶴田町廻堰大沢にある「鶴の舞橋」を訪ねた。
青森県産の「ひば」を用いて作られた「鶴の舞橋」は全長300mの日本一長い木造の三連太鼓橋。
残念なことに岩木山の雄大な山影は山裾しか見えなかった。湖面に映す「津軽富士見湖」が見えたらこの橋を去りがたくなったかもしれない。
3年の年月をかけて造られた橋だけれど、この日の観光客らしい人は私達を含めて4,5人だった。
昨今は日本中オーバーツーリズムでこの橋も外人さんばかりが訪れているかも。
関西からはやはり遠い、けれど、一見の価値はある。
私には死ぬまでに見ておきたい風景だった。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。