旅に出たなら何食べる-福井市・旬味 泰平

ナビを頼りに店の開店時間11時30分に合わせて行った。
ここのはずだけれどと、店舗を探すけれど分からない。Googleのマップも同じところを示している。もう駄目かもと思った時に目の前の古民家風の家屋が「泰平」だった。暖簾が上がってない時間だったので全く普通の住宅だった。駐車場は4台で縦列だ。既に1台停まっていた。時間になると慣れた様子で女性が車から降りて店内に入っていった。誘われるように続いて入ると、外からは伺い知れない大きな調理場があった。

カウンターに座って、注文から料理が運ばれてくるまでの調理人の手際の良さに見入ってしまった。
夜は1万円からの店だけれど昼の時間は1420円で定食を出している。
殆ど1番の入店だったけれど12時には満席になった。観光客が浮いて見えるほどサラリーマンの普段の食事風景だ。
家人が「サラリーマンのお昼が1500円になっていると驚いていた.

日替わり定食が一番お得らしく、常連さんが煮魚の定食をサッと食べて出て行く風景は、地域に愛されている店の姿だ。
私達は家では作りにくい天麩羅定職にした。

目の前でお造りの3種盛りが作られているのを見ていると、美味しそうで追加してしまった。

越前漆器が当然のように使われて、華美すぎない器使いが好ましい。
天麩羅は特に珍しいものではなくて、ランチなら何処もこんな感じと言う品数だった。
食事は雰囲気も大事、初めての店なのに入った時から自然と馴染める雰囲気がある。
沢山の人が働いているのに調理場は穏やかだ。
目の前で大きなアマダイに一心に塩を振る若者がいた。
店内に流れる空気がいい。
次に来る時は定食にしてみようかな。

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