じき宮ざわ ‐ 割烹|京都,堺町|素敵な昼膳

夜の気温が少し下がって、時々秋を感じる。
そろそろ、美味しいものを頂きたいなーと思い始めた頃、タイミングよくMさんから昼膳のお誘いを頂いた。
お食事処は彼女にお任せ。
いつも大満足のコースを考えてくれる。そういえば彼女と出かけるのは1年ぶりだった。
その間にせっせと新しいshopを開拓してくれて私を驚かせてくれる。
今日の昼膳どころは「じき宮ざわ」さん
ここの前はよく通っているのでちょっと気になるマークが付いていた割烹だ。
食事の時間は、2部制で正午スタートと13時50分なので正午の予約になった。
数分遅れて入店すると、既にカウンター10席は埋まり食事が始まっていた。
久しぶりに京都らしい食事に夏の疲れが癒される。
懐石というほど凝ったものではないけれど、それぞれに吟味された食材は斬新なコートをまとって現れる。
コースの途中で、四角の切り餅が焼かれてお皿の上に並べられた。
ええーー途中でお餅??
と訝る私にMさんが厳かに教えてくれた。
「これが、ここの名物の焼き胡麻豆腐よ」
カウンター越しに覗き込んでいるとたっぷりの胡麻が添えられた。
ゴマってかなりカロリーあるんだよねえ、そんなに沢山いらないんじゃないのーは頭の隅に追いやってお箸で真ん中をつまんでみた。
熱々の豆腐はトローッと中身がこぼれ出る。
口に運ぶと、ん?
ゴマの香りがそうするわけではないので、一瞬チーズかと勘違いをする。
多すぎると思った胡麻は知らないうちに皿から消えて、豆腐と一緒に胃袋に収まっていた。
今までの昼膳どころと大きな違いは、お漬物の大盛りとおくどさんで炊いたご飯。
深く大きな茶碗にほんの一口。
お代わりしてくださいと言われるけれど、言われた瞬間にお茶碗を差し出してくなる。
何しろ大盛りのお漬物があるんですから。
デザートの果物と、お抹茶も美味しかった。
ガーデン巡りで方々に行くと、
素敵な風景の街に暮らしているガーデナーさんを羨ましいと思うことが度々ある。
でも、和食はやはり京都が一番。
京都に近いという事が無性に嬉しくなる昼膳だった。
お店情報
店 名 | じき宮ざわ |
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住 所 | 〒604-8123 京都市中京区堺町四条上ル東側八百屋町553-1 |
TEL・予約 | 075-213-1326 |
営業時間 | 昼 12時~13時45分(最終入店) 夜 17時30分~20時(最終入店) ランチ営業、日曜営業 |
定休日 | 木曜日、第1水曜日 |
その他 | 席数:10席(カウンター席のみ) 個室:無 禁煙・喫煙:完全禁煙 |
京都市中京区堺町四条上ル東側八百屋町553-1 ※お店及び、ギャラリー・美術館などの情報は記事作成時点のものです。最新の情報は公式ホームページにてご確認ください |
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