高知県の川-四万十川・仁淀川

四国の川と言うと透明度の高い四万十川が一番にあげられる。最近は仁淀ブルーと言われて仁淀川も有名になって来た。
四万十川は四国内で最長の川(全長196km)で、本流に大規模なダムがない事から「日本最後の清流」と呼ばれている。
川は何処から見ても川だろうと、あまり関心を持ってなかったけれど、沢山の沈下橋が掛かっていると聞くと橋フェチの私は俄に興味を持った。

川に沿ってサイクリングするのも良いだろうけれど、季節的にも体力的にも難しい。
沈下橋をくぐるのは船に乗ることが手っ取り早い。
ホテルのフロントでパンフを頂いて早速予約を入れた。

乗客は4人だけ。1時間毎に出航する仕組みで普段は予約は要らない。
事前に予約すれば船内でウナギ等の食事をすることも可能らしい。
私が予約したかった時間は観光バスの予約が入っていて、乗船出来なかったので1時間前倒しで動いている。予約は要らないと言っても一応電話で確認するほうが良いのではと経験からそう思った。


名残の紅葉を見ながら静かな川面を屋形船はスイスイと進んだ。
沈下橋は四万十川の下流にある「高瀬沈下橋」だった。
川底の石は手が届きそうで、透明度は高かった。
「なっとく」という屋形船だったが、四万十川は静かで何もない事に「なっとく」するという意味らしい。
説明らしい話も歌もなく、川下りに慣れてない私はちょっと拍子抜けした。
波が船腹に当たる「ピタピタ」と言う音だけが聴こえる四万十の川の屋形船。
今思い返せば、1時間音のない世界にいたようで心を静めるいいチャンスだったのかも。

仁淀川は石鎚山に源があり、四万十川、吉野川に次いで、三番目に大きい川で、最近は仁淀ブルーで有名になった。
仁淀ブルーを体験する場所はいくつかあるけれど、私は帰路にある「にこ渕」に寄った。

すぐ傍まで車で行けるけれど階段を降りなければならない。
白山洞門で体力を使い果たし足腰が痛いので諦めかけたけれど、ここで断念するのは悔しいと意を決して階段を下るとあっけなく近かった。

仁淀ブルーについて
なぜ青く見えるのか?
「一般的に、不純物の少ない透明な水は、光の波長が長い他の色を吸収してしまい、波長が短い青い光を反射するので、青く見えます。
仁淀川は、急峻な地形で流れが速く、不純物がとどまりにくいうえ、比較的水温が低くて藻が繁殖しにくいため、高い透明度を維持していると考えられます。」仁淀川トリップガイドHPより

にこ渕を最後にして四国宿題旅は終了した。
長いブログにお付き合い頂きましてありがとうございました。

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