大塚美術館|鳴門市

大塚美術館が誕生して20数年が経過している。
噂は耳にしていたけれど「行って見たい」という積極的な気持ちには、なれなかった。
全てがレプリカとか、陶板と聞いていたのと、巨大な作品が偽物臭く本気で向き合えなかった。
今回は、GOTOキャンペーンがきっかけとなり、鳴門からしまなみ海道、倉敷、姫路コースの最初に大塚美術館を選んだ。
世界26ヶ国、190余の美術館が所蔵する西洋名画1000余点をオリジナル作品と同じ大きさに複製して展示している美術館は広かった。
6時間滞在したけれど、1階と2階の現代美術は時間切れになった。
残り時間、20分のところでエレベーターを待てず、階段を駆け上がって走りながら観てきた。
地階のルネッサンス・バロックと違って、何度も見ている作品が多かったので横目で見ながら走ったけれど、本では実物大の作品の迫力は伝わらないので、もっと上手に時間を使うべきだった。
解説のイヤホンは100作品近くあるのに、ルネッサンス期を真剣に聞き過ぎたのが時間不足の原因だった。

時間をかけたのは、好きなゴッホのひまわり。
アルルで描いた7枚の作品すべてが展示されていた。
いつも目にするのは黄色いヒマワリを黄色のバックで描いている作品だった。
ブルーのバックのヒマワリはかつて日本にあった。
第二次世界大戦の終戦直前に焼失した作品を原寸大で蘇らせた作品である。
レプリカばかりだからと後ろ向きだった気持ちはすっかり忘れて見入っていた。



次は、ターナー

イギリスに行った時にターナーの絵が見たくてナショナルギャラリーに出かけた。
今にして思えば右も左も分からないロンドンの町で、たどりつけたのが不思議でならない。
その時に見た絵と全く同じ絵を見ている不思議な美術館。

何しろ、世界190余の美術館作品を一堂に見られるのだから、素直に観ておけばよかったものだ。
GOTOきっかけとは言え午前11時から最終の5時まで1万歩以上を歩いた美術館は貴重な体験になった。

美術館に入る前にちょこっと寄り道したのは「渦の道」
渦の道は、鳴門海峡に架かる大鳴門橋の橋桁下部に設置された延長約450mの遊歩道および展望台である。

この海峡は何度か通過しているけれど、大潮の時でないと渦は出来ない。
時間を調べて出かけたら、しっかりと見えた。

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