タウシュベツ橋梁 ‐ 朽ちらずに荒涼とした風景に感動|士幌町 北海道 2016年

このインパクトのある写真を見た時に、どうしてもここへ行きたくなった。
どれほどの僻地にあるのかと調べてみると、帯広からは1時間半もあれば行ける事が分かった。
前日は太四郎の森や、六花の森の花々に癒されて、翌日は澄み渡る空の下、憧れの「タウシュベツ(引用:Wikipedia)」に向かって車を走らせた。
橋梁はこの森を抜けた所に突然現れる。
夏には完全に水没する橋、雪解け水に侵食されて何時までこの姿が見れるのかは誰にもわからない。
何枚写しても足りないような気がして、夢中でシャッターを切った。
湖底に沈む木株は、朽ちらずに荒涼とした風景を造る。
グランドキャニオンも期待して行ったけれど、それ以上に感動する風景に出合った。
幌加は、この地域の材木輸送の時に栄えた駅があった。
廃線後に駅舎は取り壊され少しのホームと線路が残されていた。
白樺林の間に伸びる線路を人生のようだと感じた。
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