清津狭 – 行くべき景勝地|十日町市
Instagramで初めて清津狭の写真を見たのが何時だったか全く持って思い出せないけれど、頭の中に強い印象が残った。
新潟県十日町市は、関西から公共交通で出掛けるのには一番面倒な地域である。
車で行けば距離にして450km。かかる時間は6時間。
この素晴らしい絶景に出会うためなら少々の苦労は厭わないという我が家の掟でAM6:00に出発した。
中国出身の建築家、マ・ヤンソン率いる「MADアーキテクツ」によってリニューアルされた清津峡渓谷トンネルは、全体がひとつの芸術作品として形作られている。
第3見晴所の壁に散りばめられているのは「しずく」をイメージした鏡面になっていて、人々や大自然は鏡に映りこむようになっている。ライトは不思議な赤い光を放っていて一瞬にして心を高揚させられる。
トップ写真は一番奥のパノラマステーション。
この絶景は壁にはステンレススチールが張られ、床が沢水に浸されているため、全体が鏡のように周りの景色を映しこみ不思議な空間を作っている。
大勢の人がいるけれど、床の水場を通らないと奥へは行けないし、一番奥も狭いので一列でしか立てる場所もない。
この場所が一番フォトジェニックな写真が撮れる所と言われているけれど、幸いこの場所は人がいるからいい雰囲気を出している。と、私は思っている。
トンネルの先に見える風景は清津川の断崖と清流
この独特な岩は柱状節理という。
柱状節理とは、岩の間に入った柱状の割れ目の事で、五角形や六角形をしている。
マグマが冷えて固まるときに出来る。
清津峡の渓谷美と柱状節理のコンビネーションは、国の名勝天然記念物にも指定されている。
第一見晴所は、この大峡谷に広がる柱状節理が一望できて、地球のマグマの歴史を間近に感じることが出来る場所である。
トンネルの入口は柱状節理のレプリカになっている。
トンネルのエントランスには「足湯」まであるので水場を歩いた足を温めることが出来る。
見上げると天井もまたアート
ドーム状のスペースで、天井に自然光が差し込む丸窓があり、窓の上にある鏡に外の清津川の風景が映りこむようになっている。
この日は連休と紅葉狩りが重なって、AM8:00に駐車場は満車になった。
辛うじて駐車待ちをしないで中に入れたけれど、外に出てみたら数キロ先まで車列が続いていた。
駐車出来てもトンネルの入口は、はるか遠い。
それでも一度は見ておきたい、絶景である。
観光情報
名称 | 清津狭 |
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住 所 | 〒949-8433 新潟県十日町市小出 |
TEL・FAX | TEL:025-763-4800 FAX:025-763-4801 清津峡渓谷トンネル管理事務所 |
駐車場・ 各交通機関 |
※駐車場 約155台 無料 ※大型 専用駐車場 7台 無料 ※公衆トイレ 第一駐車場脇 その他、詳細はコチラをご覧ください |
トンネル受付時間 | 8:30~16:30(閉抗時間17:00) |
トンネル利用料 | 大人(高校生以上) 600円 子供(小・中学生) 300円 未就学児 無料 ※障がい者手帳所持者は無料(手帳かコピーをご提示下さい) ※団体(20人以上)のご利用で入坑料金からお一人につき50円引き |
新潟県十日町市小出 ※店舗及び、ギャラリー・美術館などの情報は記事作成時点のものです。最新の情報は公式ホームページにてご確認ください |
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