和歌山の絶景を求めて:アマルフィ

「日本のアマルフィ」と呼ばれる和歌山県の絶景スポットを知ったのは、家人が観ていたテレビ番組がきっかけだった。雑賀崎の若い漁師のお店が紹介され、家人は「漁師飯」に、私は「アマルフィ」に反応した。
テレビで紹介されて以来予約が難しくなった「うみまち食堂うらら」の予約が漸く取れた事もあってアマルフィ海岸を楽しみに浮き浮きと出かけた。

早速、絶景を見るために「番所庭園」に向かった。

「番所庭園は、和歌山市万葉めぐりコースであり、また瀬戸内海国立公園特別地区に指定された国の代表的景勝地です。」と説明されている。
入園料が一人600円、さらに駐車場代500円という出費が待っていた。
事前の情報不足で二人で1700円には驚いたが、絶景を見るための値段だと割り切って入園した。
園内は沢山の松の木が植えられ芝生が広がっていた。そしてその庭に不似合いなベンチがポツポツと置かれて、その上で寝そべっている人もいる。私は、その光景がピンとこなかった。 帰宅後、口コミを読んでバーベキューや海釣りを楽しむ人たちには人気の場所だったらしい。そのため、期待とのギャップを感じたし、私の思いとは全く違った。

ところで、アマルフィとはどこなのだろう? まさかここが「日本のアマルフィ?」

ここまでの誇大表現はひどすぎる、私の期待の風船は大爆発した。

遠くに灯台が見えた。

あそこへ行けばもっと見えるに違いないと思って番所を後にした。滞在は30分もかからなかった。
灯台は思った通りに海を一望出来た。
ここから見る番所庭園の全景は、中を歩くよりも遥かに美しく、番所の鼻と言われる地形が良く分かった。

バーベキューやベンチで昼寝が目的でない場合は灯台の方をお勧めする。

和歌山の「日本のアマルフィ」を探す旅は、思い描いていたものと大分違っていたが、灯台から見たよくある海の景色は穏やかだった。

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