季の雲 ‐ ギャラリー｜滋賀,長浜｜今日も懲りずに
昨日は10数年ぶりに大阪から悪友が2人突然現れた。
母校を共有する、いい格好の出来ない相手である。
一人は写真を趣味にして伊吹山の四季を写真に撮り続けている。
見事な花畑の写真を見せてくれた。
大阪から来れば琵琶湖の見える所がいいでしょうと、湖面に近いホテルのロビーで話すわ話すわ3時間。
10数年なぞ一瞬に飛び越えてしまった。「変わらないわねえ」といったのに「ちょっと、太った？」なかなか辛らつである。「はい5kgほど」
座り続けたのが祟ったのか、朝起きた時から腰の辺りが重い。何かにつかまらないと歩くのも辛い。
今日は連れ合いと長浜に赤木明登さんの個展を見に行く約束をしている。
季の雲さんは2年ばかり前にレストランに併設されたギャラリー(※2017年現在、レストランは閉店)で私は初めてなので心ウキウキとしていたし、赤木さんの漆にも興味があった。車に乗れば高速1時間で行けるからと無理して出かけた。
赤木さんの作品は個展というだけに見事にギャラリーの空間に溶け込み、
雰囲気つくりのよいギャラリーは作品の入れ物として抜群の効果を発揮している。
私もこんなギャラリーが作れるといいなあーと、無理をして出かけた分のお勉強はできました。
作品は和紙を使った独自の漆器作りというだけにとても軽く、持った瞬間に拍子抜けしてしまった。
入れ子の器は収納場所のない我が家にぴったりだし、四角の黒漆の皿はパスタによさそう。
あれやこれやと迷いに迷って赤い鉢に落ち着いた。淵が少し立ち上がり、横から見ると楕円形に見えるが上からみるとちゃんと円形になっている。フォルムの美しさにひかれる。
腰痛で座るのも辛いといいながら、好きな事だけは出来てしまうご都合主義な性格で赤木さんの作品と強引にご縁を作ってしまいました。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。