旅ゆけば‐ガーデン編・ガーデンソイル・須坂市

長野県須坂市の「ガーデンソイル」は18年前、私がガーデンを造り始めた頃に出会った。
東京でインテリアデザインの仕事をしていた田口さんと片岡さんは、ネットで土地を探して移住したと最初の頃に伺ってガーデン好きな情熱に圧倒されたものだ。
それからは年に1度か2度は訪れているので、東北からここまで帰ってくると我が家に着いたくらいに旅もひと山超えた感がした。
3年ぶりの「ガーデンソイル」は入り口の「ニセアカシヤ」が益々大木になっていた。

庭の中もコロナ前とは少し違っていた。
周りの樹木が大きくなって園内が鬱蒼としていた。庭の草花に影響が出ているそうだ。
ガーデンソイルは「園芸店」だけれど広いモデルガーデンを無料で開放している。
ガーデンに点在するガゼボやパーゴラのデザインはセンスの良さが光る。

庭の隣にあったリンゴ畑を新しいガーデンに作りかけているから見て下さい。
と、勧められて奥のその先に進んだ。

そこには、私が初めて訪問した頃のガーデンソイルの庭があった。
高齢になると庭仕事は辛くなるのに、これからまだ広げようとするお二人に励まされてしまった。
ガーデンソイルの魅力はオーナーの顔が見えると言う事だろう。
園芸店ではあるけれどその範疇を越える見ごたえのあるモデルガーデンを解放して、オーナーは常に庭のどこかで仕事をしている。
庭の事、花の事その場ですぐに話が出来るのが、何度も通う理由になっている。
ここはガーデンだけではなくガーデングッズも充実している。
インテリア設計の仕事をされていただけに、センスのいい雑貨が並んでいる。

鶴岡市のホテルからガーデンソイルまでは、おおよそ350kmある。
この日は日本海側の路をひたすら南下した。
中間点は新潟県の道の駅。
新潟に行くとキッチングッズの一大生産地のこの場所は素通りできない、私のパラダイスだもの。

包丁と菜箸の時代から鋏とトングの時代にキッチンは変わろうとしている。
この頃は便利なトングが多種多様にある。
それらを一堂に見られるのが燕三条地場産業館だ。
ここからガーデンソイルまでは17okmあると言うのに、どれだけ時間をかけるやら。

道の駅と言えば鶴岡市にある「あつみ」は日本海にコブのようにちょこっと出ている半島にある。
遮るもののない風景が見られる。夕陽の名所らしい。

そして、須坂市のお隣は小布施市で、この日は小布施に宿泊
閉店間際の「竹風堂」に立ち寄りをして漸く7日目の行程はつつがなく終了した。

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