西明寺 – 湖東三山紅葉狩り|犬上郡

西明寺の国宝「三重塔内壁画」は去年までは11月の紅葉が始まる頃は連日公開されていたけれど、今年は11月の日曜日に限って公開される事に変更された。
今年は24日が最後の一日になる。
湖東三山の紅葉狩りに行くのなら今日を外すともう三重塔内壁画を見ることは叶いそうにないので早起きをして出かけた。
9時には山門に着いたので駐車場も空いていたし、壁画も家人と二人だけで10分間の説明もゆっくり聞けた。

鎌倉時代では国内唯一の極彩色の壁画. 鎌倉時代に巨勢派の画家が描いた壁面で堂内一面に、法華経の図解、大日如来の脇侍仏三十二菩薩、宝相華等が純度の高い岩絵の具で極彩色に描かれていて、鎌倉時代の壁画としては国内唯一のものである。(HPより)

700年前のままの色彩であると言われると、このまま残して欲しいと思うけれどもう
殆ど消えかけている所もある。
このままでは次の世代までは残せないだろう。



壁画を見ると今日の一番の目的を果たしたようなもので、後はゆっくりと本堂の説明を聞き庭を散策した。
昨年も来ているけれど、到着が夕方だったので庭の散策だけしか出来ず、心残りで帰っている。
去年は12月の初めに行ったので所々枯れ込んでいて残念だった。
今年は…ウ〜ン、1週間早かったかも。
という事は11月24日が一番いいという事になる。
全国的に今年の紅葉は遅れがちと言われているけれど、湖東に関して言えば例年並みと言えるようだ。

朝日の射しこむ苔庭、木立の姿が美しい。
数人の女性が手帚で木々の下を丁寧に掃除されていた。

今年も、秋に咲く「不断桜」は満開になっていた。
不断桜とは山桜と大島桜の雑種と推定されている。
10月頃から翌年の5月頃まで花がみられ、1年中、花や葉が絶えないことからこの名がつけられたそうだ。

西明寺の仁王門はこの階段を登るけれど、後から行った金剛輪寺や百済寺に比べれば階段の内に入らない。
三山を回って歩数が久しぶりに10000歩を超えた。距離は5kmで階段は25階分になった。
久しぶりに階段と坂道歩きをしたので、思った以上に疲れた。
階段の途中で立ち止まると、去年行った中国の黄山の階段を登った事を思い出して、自分を励ました。

名称 龍応山 西明寺
住 所 〒522-0254 滋賀県犬上郡甲良町大字池寺26
TEL・FAX TEL:0749-38-4008
FAX:0749-38-4388
駐車場・
各交通機関
■ 車の場合:
京神方面から-名神高速道路「八日市IC」から「八日市IC交差点」直進、東近江大橋を越え「池之尻交差点」を左折、国道307号線を直進10分。
中京方面から-名神高速道路の「彦根IC」から信号左折、国道307号線を直進20分。
●駐車場:裏参道の本坊前にアリ
■ 電車の場合:新幹線・米原駅から約30分
JR彦根駅から約20分
JR河瀬駅から約15分
近江鉄道、尼子駅から約15分
滋賀県犬上郡甲良町大字池寺26
Googleのロゴ(スマホは地図上)をクリックすると大きな地図で表示します。
※店舗及び、ギャラリー・美術館などの情報は記事作成時点のものです。最新の情報は公式ホームページにてご確認ください
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

skogBLOG内の記事検索

カテゴリー

過去の記事

旅行関連の情報収集

ブログランキングで旅行関連のブログをご覧いただけます!

ガーデニングの情報収集

ブログランキングでガーデニング関連の情報を収集できます!
ページ上部へ戻る