金剛輪寺 – 湖東三山紅葉狩り|愛荘町

金剛輪寺は、湖東三山の中では一番人気の様子だった。
と、言うのは駐車場に並ぶ県外ナンバーの車からの推測だけど。
富山や石川のナンバーを見かけると私の車が北陸の町に出かけていた時の事を思い出してニンマリしてしまう。
境内の様子はYouTubeに沢山UPされていますのでそちらでご覧ください。

朝方の寒さで少し着込んで出掛けたのを後悔するように、お昼前には気温がぐんぐん上がって来た。
その中で金剛輪寺の二天門までの道のりは正に心臓破りだ。


延々と続く入口からの500m


ようやくたどり着いたと思った時に現れる最後の階段。



二天門には七難即滅を願う大草鞋が掛けられている。「二天」は持国天と増長天のこと。
二天門をくぐると本堂の大悲閣に辿り着く。
ご本尊は行基作で「生身の本尊」と呼ばれている。
彫っている最中に木肌から赤い血が一筋流れ、そこで魂が込められたとして荒削りのままで祀られたと説明された。
金剛輪寺の紅葉が血染めの紅葉と言われるのは、真っ赤な紅葉はご本尊の生血、つまり慈悲の御心の現れとされている。

庭園は池泉回遊式庭園で、桃山、江戸初期、中期の三庭から成り立つ見事な庭だった。
庭園は、ゲートから近くここまでは容易く行けるので、これから先の数年はここで血染めの紅葉(トップの写真)の鑑賞をして満足するだろう。


説明が後先になるけれど、庭園の鑑賞を終えて、やおら本堂に向かうと、石の坂道の両側に2000体のお地蔵様が祀られていた。
一体づつに風車が飾られて風に吹かれてカラカラと音を立てて回っていた。
金剛輪寺は初めてだったので、この風景には少したじろいだ。
お地蔵さんの一体づつには寄贈者の名前が彫られて、水子の供養とされている。

本堂では秘仏日本最古の大黒天(金運の神)が12月2日まで特別公開されていて、裏室にはみんなが知っている打ち出の小槌を持った大黒様も祀られていた。
打ち出の小槌を7回なでると財に恵まれるそうで、勿論丁寧に7回なでて来た。

名称 天台宗 金剛輪寺
住 所 〒529-1202 滋賀県愛知郡愛荘町松尾寺874
TEL・FAX TEL:0749-37-3211
FAX:0749-37-2644
駐車場・
各交通機関
■ 車の場合:《ETC車》湖東三山スマートインターチェンジを出て信号右折1分。
《ETC車以外》京阪神方面からは名神八日市インターを出て信号直進、東近江大橋を越え国道307号線を彦根方面へ12分。
中京方面からは名神彦根インターを出てすぐの信号を左折、国道307号線を直進20分。
■ 電車の場合:JR稲枝(いなえ)駅よりタクシーで15分
滋賀県愛知郡愛荘町松尾寺874
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