みんなのまちづくり

大津市の「参画、協働でつくるみんなのまちづくり」というテーマで講師に帝塚山大学大学院教授の中川先生をお迎えして講演会がありました。
2時間をオーバーする熱い講演でした。
中川先生は近畿の方々で町づくりに参画された経験を元に実例を挙げてお話されました。
歯に衣着せぬ話し振りで、地方行政が選んだ先生とは思えない語り口でした。
大津市の意識改革の一端を見る思いです。
参画や協働という言葉は良く使われるけれどその中身とは・・。
本当の町づくりとは何か
時間(歴史) 空間(風景) 人間(集団、共に暮らす)3つの「間」への愛着
等々について詳しくお話されました。
中でも私が興味を持ったのは、ある市の市長さんが「市民とはなんでしょう」という質問をされたそうです。
私は発想もしない事です。
市長さんの気持ちギクッとするものでした。
「そこから逃げない人達でしょう」とお応えしたそうです。
ならば、そこのリーダーとは?
「面倒くささと弱者の存在を承諾し、逃げ出さない人」だそうです。
何だか禅問答みたいですが・・。
「私は逃げません」と頑張った麻生首相にレッドカードを出そうとしている国民もいます。
ですから、逃げ出さないだけでは駄目なんです。
面倒くさい仕事を受け入れ、弱者の言葉に耳を傾ける事が出来なければ・・。
リーダーになる事も市民になる事もそこの歴史、風景、共に暮らすことを好きにならないと、住み良い町は遠いようです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

skogBLOG内の記事検索

カテゴリー

過去の記事

旅行関連の情報収集

ブログランキングで旅行関連のブログをご覧いただけます!

ガーデニングの情報収集

ブログランキングでガーデニング関連の情報を収集できます!
ページ上部へ戻る