中之島美術館-テート美術館展

2022年2月に開館した「大阪中之島美術館」は行きたいと思いつつも、大阪の地図は全くのみ込めず、私にとっては東京より遠いと感じていた。
ところが私を突き動かす展覧会「テート美術館展」が開催されていた。
そこへ、ワールド航空サービスが新年に開催する京フィルの新春コンサートが中之島美術館のホールで開催するとお知らせが届いた。なんと都合のいい事か。
美術館の建物、テート美術館=ターナー、新春コンサート


テート美術館展と聞けば頭の中はターナーの絵で埋め尽くされているものと思い込んでいた。
ターナーの名前も大きく書かれていたのだから。
ところがどうやら勘違いで、テート美術館の絵画が掛けられている展覧会だった。
ターナーの「光」を描く絵画から「印象派」の絵画へそれから映像やインスタレーションなども、作品として展示されていた。
けれど、一番驚いたのは写真撮影が出来る事。
作品のマチエールが見える距離まで近づける事。
今までの日本の美術館では直ぐに注意されたものだ。
パリのオルセー美術館ではキャンバスを持ち込んで模写している人もいたので、この美術館は画期的だ。


                                       湖に沈む夕日

写真が写せると分かっていたなら一眼レフを持っていったのにと悔やまれた。
モネやピサロ、シスレーの絵を今までよりウンと近づいて観た時にターナーやモネが描いた距離に立っているという感覚は新鮮だった。
ターナーの絵で溢れていると思い込んでいたけれど油彩は3枚だけで、その点は失望したけれどそれは私の早とちり。
けれど、中之島美術館の展覧会なら、今までとは違う鑑賞が出来そうだ。

美術館内は2階から4回まで長いエスカレーターが大空間に交差して動いていた。
それ自体が動く絵画のようでもある。

新春コンサート
何時もは公会堂なのに美術館のホールが会場になっているし、テーブル指定その上ケーキとコーヒー付。
だから、新しい海外旅行のご案内が本当の目的だった。
コンサートは京フィルから室内管弦楽でカルテット。演奏時間は40分。
当て外れではあったけれど、生演奏の音色は何時でも心地よい。
楽器をやればよかった。
油絵を続けていたら良かった。
建築家になりたかった。
いや、旅行家が良かった。
新春草々果たせぬ夢を描いた。

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