初・沖縄旅行 – 形なき首里城

3日目は那覇に移動した。
午後はいよいよ首里城へ。
傘が要るような、要らないような雨が時々落ちてくる。
込み合う時間を避けられた所為か一番近い駐車場からすんなりと入れた。

首里城の火災は、2019年10月31日だった。
今年から本格的に復旧工事が始まっているらしく、見学用のコースが準備されていた。
首里城の前に来ると火災前の首里城を見てなかったことが悔やまれた。
写真で見ていた本殿がないのは、思った以上に喪失感が大きかった。


ガイドさんの説明も庭に咲く花の説明が多く、物足りなさがあった。
一番の見どころは首里城正殿遺構だ。


遺構とは古い建物の一部が残されたもので、正殿遺構には往時の基壇の石積みを見ることが出来た。
この場所は、正殿再建の準備でもうすぐ見られなくなるらしい「最後のチャンスで良かったですね」とガイドさんは話されたけれど、首里城に来ているという感動の気持ちは湧いてこなかった。


琉球時代の石積が残る石垣。


園比屋武御嶽(ソノヒャンウタキ)石門の横にある竜舌蘭(リュウゼツラン)
半世紀に一度咲く珍しい花が今年は咲きそうだと言われている。
あと数日かと言われたけれど、咲けば新聞やテレビが教えてくれるだろう。
メキシコ原産の黄色い花だそうだ。


クロツグ(ヤシ科)
花は強い芳香があるからと、ガイドさんはしきりに風に送られる芳香を嗅いでみるように勧めてくれる。
努力はしたけれど、この花の芳香を私は分からないままだった。


帰路は所々に昔の石畳が残る道を歩いて戻った。
2026年に首里城復元は終わる予定。
復元された首里城にもう一度会いたいものだ。


この日は午前中に読谷村のギャラリー2軒を訪問した。
Tou Cafe and Gallery
touは陶と問うの意味があると言う。
雨が急に強くなったので丁度いい雨宿りをした。
美術館のような建屋と迷路仕立ての室内。
数ある工房ギャラリーの中からここを選んだ私の直観に自分で満足した。

ryuyomitan2014
ジャングルの中に迷い込んだかと不安になるところにあった。
沖縄の手仕事が見られると案内されていた。
沖縄に行ったらもう一度訪問したい。
オーナーさんが素敵な女性だった。

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