渋柿と紅葉と栗しるこを求めて木曽路を走る。
山の日暮れは早いからと、気を急かせつつも中央道から国道19号の木曽路に向かう権兵衛トンネルに向かったのは日が傾きかけた午後4時過ぎだった。
山の端に当たる太陽でかろうじて紅葉らしく見える場所はあるものの、楽しみにしていた紅葉ではなかった。
キラキラ光る黄金の針、カラマツの紅葉が観たかった。
去年の写真
夕日が当たる時間に間に合っていたら、もう少し綺麗に見えたかもしれないと残念でならない
権兵衛峠から中津川までの80kmを走るうちに日没になった。その前にとびっきりの夕焼け空が現れた。
次の目的地は中津川の「すや西木」で栗汁粉を頂いて、栗きんとんを買う事。
もしかしたら閉店時間に間に合わないかもと、少し焦りながら気持ち急いで車を走らせた。
あーー駐車場に車は一台もなかった。ガードマンさんが駐車場整理をするほど混んでいたはずなのに。
これは泣き落すしかないと、閑散とした甘み処に飛び込んだ。
「もう終了でしたか?」気の毒そうに現れた店員さんは「18時までです。それまでに済ませて頂けるならご準備します」未だ30分ある。「ハイハイ、終わりますのでお願いします」
中央道を戻れば中津川には1時間早く着くけれど、権兵衛峠と木曽路の紅葉を見ると決めているのでわざわざ遠回りするコースになっている。
今年も無事に完食出来た。
店舗の方は19時までの営業だった。今年の栗きんとんも無事に買うことが出来た。渋柿と紅葉と、栗しるこはセットになっている。つつがなく全行程を終了して今年の渋柿旅は終わった。
家人は帰ってから2日間、ひたすら皮をむいている。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。