紅葉旅行-戸隠鏡池

岩の湯の朝は貸切風呂が大賑わい。

どこも塞がっていたので、近くの書斎で待っていた。

何人かが風呂を見に行っては帰って来る。それにしても朝風呂にしては長い人が多いわ。

次に女性が風呂に向かった。

「入ってますよー」って声かけるのもどうしたものかと黙って見送った。

すると、帰って来ない。どころか入っていたと思しきグループが出て来た。

あーーなんという不運。また数十分待つのかと思うと体が冷えて来た。

一緒に待っていたグループが少し離れたお風呂を見に行ったら「空いてるー」それっと立ち上がった彼女たちは、私達に気が付いて「お先にどうぞ」と譲ってくれた。

30分近く待って冷え切った私達を気の毒に思って下さった。

「10分間だけ、お先に」と遠慮せずに入らせて頂いた。

まさか、冷える朝にお風呂の前で順番待ちする訳にもいかず、名前を書くところもなく、何気なく、それとなくと言っても長湯の人は多かった。

 

朝食を終えるて、チェックアウトは12:00と言う事だけれど早々に出発した。

目指すは戸隠鏡池

 

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紅葉真っただ中、土日はマイカー規制が敷かれるけれど月曜日だったので池の傍までマイカーで行けた。

無論、駐車場は満車。

家人が苦労して停めるところを探してる間に、一足早く鏡池に向かった。

抜けるような青空だったけれど、思いがけず風が強く、肌寒かった。

風があると鏡状態には成りにくいらしい。

 

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ここから大望峠を越して鬼無里村に抜けると直ぐに白馬村に入る。

 

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大望峠からは北アルプスの立山までが見えた。

 

DSC_3297.JPG

 

すぐそばには戸隠連峰が屏風のように並んでいた。

そして、澄み渡る空は何処までも続いていた。

 

日光のいろは坂も適うまいと思える九十九折りの道を下ると、家人が珍しく「一生分の九十九折りを下った感じがする」と感想を言った。

目が回りそうだったから、そのくらいの感じがしても不思議ではなかったかも。

鬼無里村は名前のごとく鬼がいない村と書くので一度通過するとその名前を忘れない。

20年くらい前に鬼無里の奥裾花湿原に水芭蕉を見に来た事がある。

そんな思い出を話しながら、九十九折りを降り切った。

そこは、もう白馬村、サッちゃんと約束した白馬大橋だった。

 

 

 

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