ユニクロの未来型レジと、日進月歩の買い物体験

土曜日、娘の買い物に付き合って、山科まで出かけた。
娘の目的は「MUJI」であったが、欲しいものが見つからなかったため、「ユニクロ」ものぞいてみることにした。どちらの店舗も、カジュアルで手頃な価格の魅力的な商品が並び、思わず目を引かれた。もし自分の足が自由に動かせたなら、きっと買い物かごはかなり重くなっていただろう。
店内は空いており、ゆっくりと歩けたため、疲れることはなかった。しかし、すれ違った他の客の買い物かごが突然足に当たるという、ひやりとする場面もあった。
ユニクロでは、以前にも一度体験したセルフレジに、改めて感動した。近年、さまざまな店舗でセルフレジが導入されているが、一般的には客自身が商品についているバーコードを一つひとつスキャンする方式が主流である。商品点数が少なければスムーズに済むが、数が多いとバーコードを探す手間や、バーコードが見つからない場合の手動入力などが必要となり、意外と時間がかかってしまう。
その点、ユニクロのセルフレジは秀逸である。レジ横に設けられたスペースに商品をまとめて置くだけで、すべての商品が瞬時に読み取られ、登録が完了するのだ。レジでの煩わしさが全くなく、時間も大幅に短縮される。まさに、忙しい現代人にふさわしいシステムである。
もちろん、味気ないと感じる向きもあるかもしれないが、セルフレジを導入するのであれば、ここまで利便性を追求してくれるとありがたい。さらに、次世代のレジでは、カートに商品を入れた瞬間に清算される仕組みも実現しつつあるという。もし途中で商品を戻したい場合、カートから出すことで自動的に取り消されるのだろうかという疑問は残るが、おそらくその点も技術的にクリアされるのだろう。
世の中すべてが日進月歩である。50年後には、今のユニクロのレジでさえ「古い」と言われる日が来るのかもしれない。未来には大いに関心があるが、その進化をこの目で見届けることは、少し難しそうである。
2025年の関西万国博覧会では、どのような答えが提示されるのだろうか。新しい技術や社会の在り方に触れることができる場として、大いに期待したいところである。
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