京都の魅力的な商店街/出町柳桝形商店街

プラザ修学院のタナカパン製作所に行ったついでに出町柳の桝形商店街まで足を伸ばした。
二つの商店街は対照的で、「プラザ修学院」はシャッター通りが続く。田中さんが起爆剤になろうとパン屋を初めて4年になるけれど、パン製作所以外は相変わらず閑散としている。私は駐車場が無いのが致命的とみているけれど。
京都叡山電鉄「修学院駅」より徒歩1分と言う場所にあるけれど、それ以外の理由もあるのだろう。
出町柳の桝形商店街は大盛況である。

桝形商店街は河原町と寺町をアーケードで結んでいる。
河原町側の入り口には超有名店黒豆大福の「出町ふたば」に十重二十重の行列が毎日出来ているし、商店街の入り口にある「満寿形屋」も行列が出来ている。満寿形屋は元祖鯖街道の鯖寿司と言われ「いづうの鯖寿司」より美味しいと京都人には好評だ。寒い時にうどんに鯖寿司が2切れついたセットを求めて何時も行列が出来る。空いてると思って並ぶと、売り切れだったりしたこともある。
桝形商店街に行ったのは「ふじや鰹節店」が目的だった。乾物はここで買う。椎茸が超お買い得なのだ。
ところが、今日はシャッターが下りていた。
その手前にある「マツヤ食料品店」にお買い得と書かれた「椎茸」があったので、阿舎利餅と一緒に買った。
今日、桝形商店街をブログに書こうと思ったのは、この店との出会いにある。
元気なお姉さんが良く通る声に笑顔を添えて接客をしていた。
そばで聴いていても気持ちのいい声だ。
「お元気ねー」買い物を受け取りながらそう言った。「五月蠅くてごめんなさい」「いえいえ、元気が出ますよ」
その時のお支払いは2442円で現金のみ。paypay払いをしている私は小さいお金の持ち合わせが無かった。
すると、彼女は店頭に置いていた器に盛っている1円玉からサッと2枚を取り出した。「ここから頂きますから」と。

なんと気の利くお店だろうか。2円おまけして貰った以上に嬉しかった。
阿舎利餅を買うと1円玉が必要になる。ここはpaypayを導入していない代わりにこのサービスをしているのかも、paypayは苦手と言う方はこの店を選ぶだろう。知恵を使ったサービスはこの商店街の心意気であるかも知れない。
「出町座」もユニークだ。
映画×書店×カフェandmore


アーケードの奥に進むと、私向きのお安い「井上果物店」がある。
ここは文旦を信じられない価格で売っていたので私の心を捉えてしまった。

二つの対照的な商店街はどちらも京都市内なのだ。
活気を作る人が一人では難しいのかも知れない。
田中さんに「子育ては滋賀ですよ」と誘惑しているけれど彼は修学院で踏ん張っている。

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