京都先斗町
京都は「葵祭り」ということで都大路は大変な混雑でした。
日曜日と重なったせいか、3件の用事を持って飛び出した身に河原町の雑踏はこたえた。河原町を四条通りから三条通りまでとても歩けたものではない。
ひとすじ東の高瀬川に沿って歩くと、桜が濃い緑の枝を伸ばし木陰を作ってくれた。
もうひとすじ東に入ると、先斗町になる。
何年ぶりかで先斗町に入ってみた。昼間の先斗町の顔に少々関心があった。
河原町通り並の混雑にあぜんである。
しかし、河原町とは通る人種がちがうようで面白い。粋ですてきなお姉さんもいる。京都を感じるのはこちらの通りにかぎる。
次はカメラマン、しきりとアングルをかえている。狭い路地を塞いでしまって余計に困るが何処を撮っているのか興味津々でのぞいてみた。
高瀬川と先斗町の間のせまい路地に光りと陰がつくる不思議な空間があった。その直ぐそばに雑踏があるとは思えない静けさである。
カメラを覗きながらしきりに考えていた彼の心の内を見たかのようで、気恥ずかしくなって足早にすすんだ。
歌舞連場には「都をどり」の本日券が余っているようだ。そこから先は雑踏に戻った。
コメント
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はじめまして★
京都って本当にいい土地ですね
その中でも先斗町は雰囲気がいい!!
なにかオススメのお店あれば教えてくださいね
オムコムさん 初めまして
コメントをありがとうございました。
久しぶりに去年の5月の先斗町の緑濃い小道を思いだしました。
そうですね、粋なお姉さんにすれ違った路地でした。
私は車の外出が多く京都を歩く事は少ないのですよ。
たまーに、歩くといつもわくわくします。
小さい路地裏を子猫が横切ったりすると、土を感じて普段着の京都を宣伝したくなります。