京都の桜|2019年 春

京都の西の端、広沢の池の側に「平安郷」と言うある宗教団体が持つ庭園が桜の季節に5日間だけ公開されると聞いて、出掛けた。
本来は3月30日から3日までだったけれど今年は桜が遅いので7日まで延期されたので今日、出掛けた。

通常の公開期間を過ぎているせいか、広い敷地に人影はまばらだった。
写真の場所は、水仙と竹藪とその向こうに桜が広がり、背中側は広沢の池になる。

苑内には小川が引かれ、茅葺屋根の家がぽつりぽつりとあって、どこかの田舎の風景を再現しているようにも思える庭だった。
シートを敷いて寝転ぶ人がいたりして、長閑な風景が広がっている。

この庭は桜より紅葉の方が多いように感じた。
出入口の門を出るとすぐ隣には京都の桜守り、佐野藤左ヱ門邸の庭がある。
昨年9月の台風で桜の傷みがひどく、今年の桜は公開出来ませんとHPには書かれていたけれど、庭は塀がある訳ではないからどこからでも沢山の桜を見ることが出来る。
平安郷の公開期間終了と桜守りの庭は非公開のアナウスが効いているのか、人出は意外と少なく、ゆっくり、こそっと風に揺れる枝垂れ桜の枝先を見てきた。

人出の多さは覚悟して、帰り道は嵐山経由にした。

全国のナンバーを付けた大型バスがずらりと並ぶさまは壮観だ。
駐車場に入れないバスは路肩に停まり、片側1車線が塞がれている。
渡月橋は近くて遠い。
先日新潟に旅して地域の方々と触れ合ったばかりなので、観光客の方々にも思い出になる旅にして欲しいな。
今日は夏日の気温で、足踏みをしていた嵐山の桜はいっきに咲きだした。
良かった。

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