恋鯉

skogへ時々コメントを下さるEMYさんからKoi Exhibition2006のDMが届きました。
10月15~20日に東京渋谷神宮前の東京サロンで展覧会をされますが私のスケジュールとは合わずに諦めていました。
ところが、9月23、24は伊丹市立工芸センター旧石橋家住宅で「恋鯉」のタイトルで、森千賀子さんの赤い布とコラボしているではありませんか。
早速車を飛ばして行って来ました。
会場は造り酒屋さんの旧宅で建物がタイムスリップさせてくれる空間です。森さんの赤い布が2間続きの座敷に鯉の鱗を思わせるように敷き詰められ、その奥にEMYさんの写真を布にプリントした鯉の掛け軸がかかっていました。
午前中の光の良い時間には続き間の襖を開けたり閉めたりしてその場の写真をEMYさんが写真に切り取っているそうです。
多分その時は掛け軸から鯉は抜け出してこの座敷を泳いでいたのでしょう。
縁側からその部屋の前まで来るとまず、飛び込んでくる赤い布の洪水に度肝を抜かれます。
それでも気丈にカメラのシャッターを切っているとEMYさんがにこやかに声をかけて来られましたが、カメラマンに素人写真を写すところを見られる気恥ずかしさで挨拶もしどろもどろですよ。
午前中に来ていたなら到底1枚も写真は写せなかったでしょう。
「光線が変わったから今日の私の仕事は終わったようなものよ」と彼女は事も無げに言われたが、光線などには目もくれず対象物にだけ集中する素人カメラマンの私は「ハア~」とうなずくばかり。
風に揺れる掛け軸の中を透き通るように艶めいた鯉は美しい姿態を見せて泳いでいた。
東京FM「STYLE CAFE」蝶々X EMY対談 OnAir10/14(土)20:00~20:30
面白いお話が聞けるようですよ。
蝶々さんのブログでちょっと早耳しました。
コメント
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こんばんは!
何て叙情的なコメントなんでしょう・・・。
ありがとうございます☆
来てくださった事だけでも大変ありがたいのに、ブログでこの様な
形で記事にして頂き、大感激です(^o^)
旧石橋家の2日間は久しぶりにのんびり楽しませて頂きました・・・。昔の日本家屋って風通しがほんとうに良く計算されているのですね!お二人が帰られた後、ついつい縁側でうとうとしてしまいました。
昔の日本家屋にずっと居れたのも、大変良い経験です。
「ここに住んでるんですか?」っと通りすがりの方に言われた時は思わず笑みがこぼれましたね・・・。
東京、新潟でも頑張ります!
ほんと、今日はありがとうございました・・・・m(__)m
EMYさん お疲れ様でした。
2日間の為でも全力投球する事が次へのステップになることがとてもよく分かりました。
10月いっぱい日本列島を走り抜けたら薪ストーブに当たりに比良へ起こし下さい。
宿泊OKですよ。
ほんと、あの素晴らしい薪ストーブの威力も体感したいですし、
11月、鋭気を養いに比良へ行きたいですね・・・・。
宿泊OKって本気にしますよ!(笑)
また、落ち着きましたらご連絡します☆