北海道の旅2022年 – 思い出ぽろぽろ旅の総括

今回の旅で、積丹半島の神威岬に行きたい。
積丹ブルーを観たい、岬の先まで歩きたい。
と言う大きな目標があった。

けれど、「花より団子」はついてまわる。
7月行く事の理由は、ここで採れる「バフンウニ」に魅かれている。
ウニを食べさせるところは、早朝から行列が出来るらしい。
午後に行ったのではお話にならない。
小樽で前泊して、早朝より走ればなんとかなるのだけれど。


小樽のホテルは異常に高騰していた。
行って見て分かった事だけど、どうやら「お祭り」だったらしい。


何処か近くに泊まれないかとググっていたら、口コミの良い民宿が見つかった。
シーズン中の土曜日に予約が取れるはずはなしと思いつつ電話をしてみると「今ひと部屋キャンセルがありました。特別室です」なんと間の良い事だろう。
その日に合わせて私の旅行計画は始まった。


5年前の2017年7月に留萌で頂いたウニは忘れられない美味しいウニだった。
積丹のウニは留萌に比べれば5年経過しているけれどかなり高額。
それに口コミも高得点。
留萌以上になるはずと期待はガンガンと高まった。

ところがテーブルに並べられたウニを見た時はがっかりして、食欲がいっきに落ちた。
こちらでは紫ウニは白、バフンウニは黒と呼んでいる。
クロは別途にオーダーした。
期待度が高かっただけに、落胆は大きく、ウニの味も分からない。
昨年室蘭の道の駅で頂いたうに丼は美味しかった。
私の美味しい基準はコスパに見合った時に感じるようだ。


ニセコに向かう途中は果物街道があって、ついつい車を停めて覗き込んだ。
JA協和の前は山積みの西瓜、メロン。
「要らない、要らない」と言いながら、目は吸い寄せられた。
「まぁ、いいんじゃないの」という家人のひと声で発送依頼。
また少し走ると「ゆできび」の、のぼりが見えた。

家人はスーッと車を寄せて「お試しに」と降りて行った。
それが美味しくて、つい「1000円くらい買ってみるか」となり買ってみると8本あった。
けれど、想像以上の重さ。どうやって持ち帰るのだろうか。考えてもみなかっった。


中々ニセコに到着しない。
途中の協和町の小高い丘の上に西村計雄記念美術館が建っていた。
私は、西村を全く知らないので美術館のWebサイトを引用

西村計雄(にしむら けいゆう)は、北海道共和町出身で、戦後パリを拠点に活躍した洋画家です。ピカソを育てた画商・カーンワイラーに「和菓子の色」と評されたやわらかな色彩と、たおやかな線が特徴の作品は、「東洋と西洋の美を融合した」として高く評価されました。1999年11月1日、ふるさとの田園風景を見渡す丘に、西村計雄記念美術館が開館。西村計雄の作品を中心とした展示や、アートで楽しむさまざまなプログラムを実施しています。

西村計雄記念美術館Webサイトより

知らない画家の美術館に立ち寄る理由は、丘の上の見晴らしがよい。建物が素晴らしい。
それだけで立ち寄りの理由は十分だ。
西村の作品はピカソ系で凡人には難しい。

常設展示室では「しりべし!」と題し、共和町出身の西村計雄、岩内町出身の山岸正巳による、後志管内の風景画を中心とした展覧会が開催されていた。
山岸は西村にデッサンの指導を受けている、東京芸術大学に進み安井曽太郎に師事した。
山岸の絵は好きだった。
対象的な二人の絵を並べて見られたのは、偶然とはいえ旅人には思いがけないいい機会になった。


お昼を過ぎるまでここで過ごした。
美術館は目的なく寄っても、十分に楽しめる。

いよいよ最終日。
ニセコを後に、千歳に向かう時の時間調整はサケのふるさと 千歳水族館が近くて便利。
道の駅も併設されているので、それぞれの自由度に応じた過ごし方が出来る。


この水族館の特徴は、千歳川の魚が水族館の中で観察が出来る。

支笏湖を抜けて石狩川に合流し、日本海へ流れ出る全長108kmの千歳川。
そんな長い川をコンパクトに上流・中流・下流の3つの水槽に分け、水域毎に異なる魚たちの様子を観察できます。
上流では清流を好むサケの仲間や、岩に紛れるハナカジカ。千歳の街なかあたりをイメージした中流にはフクドジョウやウグイの仲間たち。下流には緩やかな流れを好むコイやフナ、そしてハゼの仲間や川にすむヌマガレイなど、それぞれに特徴のある魚たちを観察できます。

千歳水族館Webサイトより



空港に行く前にクールダウンできた。


帰宅して、さっそくフルーツ街道で買ったブルーベリーを今年最初のジャムに仕上げた。
北海道で買ってきたと言うだけで私には記念品になった。

2022年の北海道の旅
長くお付き合いくださいましてありがとうございました。

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