個人ガーデナーの魅力 N邸,S邸, ‐ 岩見沢|北海道 花巡り6
Nさんの薔薇
今年ほど北海道の気候が全国的なニュースになる年はない。
私の訪問中は滋賀で経験しなかった32℃を旭川で体験した。
今冬、岩見沢の大雪は記録的でガーディナーの方々は薔薇の枝が折れて今年のシーズンはどうなる事かと随分気を揉まれたとか。
ところが、どんなに折れても季節がくると次々に蕾を上げて、鮮やかに咲いていた。
Nさんは「強剪定をする方がいいとは思っていたけれど自分では出来なかったから、自然がやってくれたのよ」と咲き誇る薔薇に満面の笑み。「一時は泣いたのよー」
お約束の時間にここでも30分遅れて伺ったら「あらー今テレビが来てたのよー。もう少し早かったら映れたのに―」とんでもございません。遅刻して良かったあーと心から思いましたよ。
Nさんのお庭にも素敵なガーデンシェッドがある。
そしてその中は
他の写真はもっとピンボケなのでこれでご勘弁下さい。
毎年長期滞在をするイギリスやフランスで買い求められたお宝がザクザク。
朗らかなNさんは「ニンニクが毎年出来過ぎるのよー。ご近所の方にはもういらないって言われたからそちらに送るねー」とお約束。
このニンニクはNさんの薔薇を邪魔しないように他所に借りた畑でご主人が作っているとか。
「いづこも同じ秋の夕暮れ」どこのご主人も同じ心境かと・・。
次はS邸
スッキリしたフロントガーデン、此処があるので奥行きのあるお庭の先に咲く薔薇の美しさが一段と映える。
今年の雪害で壊れたので、新しくプロに造って頂いた趣のあるガーデンシェッド。
流石に立派。
小屋の横には生活感のあるものを飾り、ウソっぽくしないのもテクニック
ベストポジションは写真を写そうとするお客様が順番待ち。
個人のお庭に入らせて頂くと旅をした地域がしっくりと身体に馴染むよな気がする。
北国には珍しいお花も多く、持ち帰りたい気持ちはあるけれど、それは大抵暑さに弱い花と決まっている。
自分でダメと納得するまで愚かしい行為を繰り返してしまうのは、こういうお庭に出会った時だ。
以前にお邪魔した際の記事はこちらから↓
雑貨屋 CACHETTE ‐ 小樽|ガーデン巡り S邸, N邸 ‐ 岩見沢|北海道 花紀行 ‐ 4日目
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