冬の北海道を楽しむ-鶴居村・丹頂鶴②
鶴居村の2日目は、日の出の時間に合わせてタンチョウの寝床を観察に出かけた。
昨日の夕方餌場から寝床に帰る丹頂を見送って朝方には寝床を見に行くのって人間の世界では「夜討ち朝駆け」って言うんですよね。タンチョウに夜討ち朝駆けをかけてるんです私。
日の出の時間は午前6時40分頃なので5時半に起きて支度をした。
Iさんのガイドで観察場所の「おとわばし」に向かう道すがら、木々の間に光が射して一番好きなショータイムになった。
橋の上には沢山の先客
カメラが趣味の方々が毎年通う場所らしい。
近くの小高い丘は朝陽が上がる時間は周りの木に当たる光の色と雪の反射で撮影スポットらしい。
そろそろタンチョウのお目ざの時間、再びおとわ橋へ
タンチョウのファンはここを飛び立つ姿を撮影してから餌場に移動するらしい。
けれど、タンチョウは見物人をじらすだけじらしているようだ。
私は一旦ホテルの朝食に戻って9時前に餌場に出かけた。
沢山のタンチョウが威嚇しあったり、ダンスをしたり寝床とは確かに動きが違った。
9時になるとデントコーン(飼料用とうもろこし)がまかれた。
けれど、タンチョウは慌てて餌に群がるという様子ではない。
ある意味お品が良いのか気付きが遅いのか。
餌撒きが終わるころには、あちらこちらの空からタンチョウが現れて、頭上を飛び回る。
私の家のあたりなら頭の上を飛ぶのは大方カラスだろう。
タンチョウの飛ぶ姿は、美しく優雅だ。
気温はマイナス17℃くらい。
防寒服を着ているので、寒いと感じることは無かったが、同じ場所に長時間居たら冷たく感じてくるかもしれない。
この後は森のフクロウに会いに行った。
続く
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