季の花ガーデン|個人ガーデナーの魅力|北海道 2013 ‐ 旭川編2

旭川のガーデンに通うきっかけを作って下さったのはIさんだった。
今年で4回目の訪問になる。
以前の記事はこちら↓
旭川のガーデニング|上野ファーム|季の花ガーデン
旭川のガーデナー御三家の紹介|北海道 花紀行 ‐ 初日
季の花ガーデン、北の小さな庭物語 ‐ 旭川|北海道 花巡り5
今年はご家族の介護が始まり、オープンガーデンは2日間だけだった。
にもかかわらず、私のように強引に訪ねて来る人が後を絶たない様子。
こちらもYou tubeの写真の方が美しい。
7月上旬の撮影らしい、昨年はハイシーズンに行ったのでこの映像の通りの庭を見せて頂いた。その他の時期はどちらかというとちょっと遅め。
一番初めの時も「もう、終わりかけていますけれどよかったらどうぞ」と言って頂いた経緯がある。
大きなホスタの葉の上に同じ色のカエルがちょこんと座ってこちらを見据えている。
日差しがきついので見えにくいが真ん中の葉の上にいる。
「あっ、カエル」虫が大嫌いというIさんが見つけた。
このくらい小さいカエルは大丈夫なのだというけれど、常常虫を見たくないと聞いているので私は、悪いものを見せてしまったような気持ちになった。
昨年作りかけていた壁泉は未だ完成していない。
一度水を流したけれど、イメージが違ったので取り外したそうだ。
気に入るまで気長に好想を膨らませるのはいかにもIさんらしい。
広い庭だけれど、庭のカラーが落ち着いているせいかどこを見ても静寂を感じさせる。
この奥には堆肥を入れておく囲いがある。
屋根がないから囲いだと仰るがドアがついて屋根がないようには見えない。
また、塗られているペンキの色がなんとも言えず素敵なのだ。
茶色を塗ってその上にウエッジウッドを塗ったという手の込みよう。
下塗りの茶色も混色して作ったもの。
そうでなくてはこの色は出せない。
正面のドアにドアノブをつけていない。
完成した時にskogにオーダーして下さるという。
家人はソワソワと構想を練り始めているらしいが「ドアのイメージを壊したくないので難しいぞ」と私は思っている。
たくさん花が咲いているけれど静かな庭というものはあるものだ。
控えめなIさんご夫妻そのもの。
最近は、大型バスのツアーも来るようになったそうだ。
ご夫妻は出来るだけ丁寧に応対されているご様子だけれど、お疲れだろうなあーと同情する。
でもこれだけのお庭になると、見て欲しいと私なら思うなーと家人に言うと、
「少しの人ならね」と言った。
本当に「そーっと」しておきたい秘密の花園だ。今年も会えて良かった。
また、来年。
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