ガラス作家 ‐ さじみさ|制作の現場にお邪魔しました

訪問時、さじさんは分り難いところだからと外で出迎えてくれました。
何気にフワッーと心遣いされる優しい方です。
真新しいお家の扉を開けると直ぐに工房の土間になっていました。
小さな展示棚があり、
片すみに置かれた小さなテーブルは居心地の良い場所でした。
仕切りの白い壁の向こうはご自宅の洗面所になるので、明かり取りにと作品のモザイクがはめられていました。


グスタフ・クリムトの絵の衣装をチラッと思い出します。


さじさんの工房はスッキリと整い、仕事が進みそうです。

10月、11月はグループ展、個展とまだまだ忙しそうです。
それでも窯を自前にすると、気が緩むんですよ。と言ってクスッと笑う。
外に作った小さな庭の様子が気になって、水を運んでしまうんだとか。

さじさんのガラスは細かな仕事から始まる。
吹きガラスの技法で四角棒を作り…
簡単そうに書きますが、四角棒を作るのは根気の要る仕事です。
それをカットして作った極小ガラスの粒を、繋ぎ合わせて細かいモザイクのようなガラス作品に仕上げます。

2番目の写真は板ガラスになっています。
花瓶やグラスにするにはこのガラスを、また吹くのです。


上の四角棒を何百とカットして繋ぎ再び吹いて下の作品が生まれます。


さじさんは「かんじる比良2009秋」と同じ時期に大阪で展覧会があります。

skogには「かんじる比良」までには作品を届けて下さるそうです。
今後は常設作家としてお付き合いする事になりました。
関西ではさじさんの常設ギャラリーはないようで、嬉しい限りです。
さじさんからは大ブレイクしそうな気配が伝わり、私もパワーを頂きました。


帰り道の夕日

かんじる比良のHPをリニューアルしました。
色々なページをクリックして最新の情報をご覧下さい。

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