福井県の魅力

福井県は日本海に面して東西に長い県である。
北陸気候の寒風が吹きつける厳しい気象から、海岸線には東尋坊をはじめとする魅力的な海食崖が点在する。
敦賀から三国港へ海岸道路を走ると「呼鳥門」という天然のトンネルに出会う。
呼鳥門は礫岩でできたトンネルで、約1650万年前に、扇状地あるいは河川の中流域にたまった礫岩だそうで、2002年まではこの下を国道が通っていて、我が国で唯一の天然国道トンネルだった。
この日は荒れた波があたりの岩礁に牙をむき、波しぶきを派手に噴き上げて、いい景色だった。

もう一か所、わざわざ行ったのは「芦原温泉駅」近くの「アメリカフウ」の並木道だ。
数か月前に偶然見かけた素敵な並木が、紅葉しているのではないかと気にかかっていた。
並木の紅葉は揃わないのか、紅葉有り、紅葉なしの木が混ぜこぜに並んでいてちょっと残念だった。

ここから、眼鏡の鯖江までは一般道を走りながら福井の風景を楽しんだ。
福井はいたるところに並木があった。
銀杏であったりアメリカフウであったり。
その向こうには広々と田んぼや畑が広がり気持ちがのびやかになる風景が続く。
冬には越前ガニと言うブランド蟹が全国を制覇する。
山の方は永平寺があり、復元された朝倉遺跡もある。
何より福井を有名にした「恐竜博物館」がある。
越前焼、紙漉き、温泉、海鮮と日本人の好きなものは福井に揃っている。
2024年3月16日(土)に新幹線が敦賀まで延伸すると人の動きはどう変わるのだろうか。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

skogBLOG内の記事検索

カテゴリー

過去の記事

旅行関連の情報収集

ブログランキングで旅行関連のブログをご覧いただけます!

ガーデニングの情報収集

ブログランキングでガーデニング関連の情報を収集できます!
ページ上部へ戻る