中国で一番美しい村ー婺源|中国旅行
中国で一番美しい村と言ったのは私ではない。
多分中国の宣伝用のコピーだろう。
「田舎らしい家と暮らしのあるところ」「白壁と黒瓦と防火用のうだつのある村」というのが私の印象だ。
婺源(ぶげん)の江湾鎮は江沢民の故郷だそうで屋敷跡に塀が残っていた。
クネクネト路地が続く狭い通りに、最近は中国の観光客が押し寄せるとの理由で私たちのツアーは閉門に近い時間に滑り込んだ。
お土産屋さんも店じまいをしていて、村は普段の生活に戻っていた。
途中で日が暮れて、村のご神木クスノキの根っこに躓く足元を、携帯のライトで照らしながらバスまで引き返して初日の婺源観光は終わった。
この日のお宿のユニークな事。
千と千尋の神隠しの世界だ。
廊下
部屋の照明
婺源2日目は彩虹橋で有名な清華村に観光客の来る前にと起きぬけに出かけて一番乗りをした。
この村に入るのには入場料を支払い、顔認証システムも導入されている。
幾つかの村に行ったけれど、その度に最初に写した認証写真とその度に写される自分の顔と対面しながら通過するシステムはチョットした驚きだった。
駐車場では一面に米やトウガラシやゴマ等が天日干しをされている。
次の村は「思渓」と「延村」
家の入口は様々な彫刻が施されて、数年がかりで仕上げたものだそうだ。
100個の様々な寿の文字を彫ったものもある。
最後に行った上暁起村は「皇菊」の栽培が盛んでレストランやホテルは常に菊茶が用意される。
ここで菊茶を買いたいけれど、中国語以外は通じない村で値切るなどという芸当はいかに私でも無理というものだ。
現地ガイドの田さんに来て、もらってほんの気持ちだけ値切り交渉をして納得した。
この日は階段は少なかったけれど、歩行距離は8.3km 歩数12022歩 上がった階段13階
中国観光は疲れる。
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