景徳鎮|中国旅行

器好きには「景徳鎮」と聞くと俄然血が騒ぐ。

遅く着く時ほどホテルは豪華で滞在時間は短い。
よれよれの体に鞭打って、朝一番から景徳鎮陶磁博覧区へ出かけた。

途中バスから見える景色にびっくり。

街灯の柱が陶器で出来ている。

トイレの手洗いも素敵な陶器
中国のトイレ事情は良く知られているように、とても褒められたものではないけれど、これは立派だった。

陶磁の製造過程を見学したけれど、工房は日本で見かけるものとほとんど同じ。
特に珍しいと思う所はなかった。

大きな壺の絵付けは下書きなしで描いていた。
この風景は九州の有田焼の工房ではよく見かけている。

景徳鎮市と有田市は1996年に友好都市提携を結んでいる。
提携の経過は下記のように紹介されている。

世界の磁器発祥の地である中国景徳鎮、そ して日本の磁器発祥の地有田。
17世紀に有田磁器がヨ-ロッパへ輸出されるようになったのは、明時代末期の内乱で中国磁器が輸出でき なくなり、オランダ東インド会社(VOC)が有田磁器に代替えを求めてきました。
このとき景徳鎮磁器が手本となって有田磁器が技術力を蓄え、日本磁器生産地として地位を築きあげ、現在に至ります。このやきもの を介しての繋がりを今後も深めようと、友好都市の締結へと進展しました。(有田市HPより)

その後は、3年前に完成した陶磁博物館の見学をした。

宋時代から希少な元時代、中華民国の時代まで年代別に景徳鎮の磁気が展示されていて作品の美しさに圧倒された。
博物館の建物も一見の価値がある。(トップ写真)

元時代の壺

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