揚子江クルージング初日|中国旅行
石宝塞は断崖の岩を削ったところに作られた木造建築物で、高さは56m。
三峡ダムの湛水によって「島」になってしまったので遠くから眺めるとまるで大きな盆栽のようだ。
明末に譚宏が「武陵王」を自称して反乱を起こし、山を占拠して砦を築いたので石宝寨と呼ばれるようになった。
石宝寨は長江下流に建設された三峡ダムが湛水すると一部が水没してしまうため、2005年に周囲を堤防で囲む保護工事をし、2009年に完成した。
石宝塞は、揚子江では最大の観光地になっている。
気が付けば沢山の船が接岸していた。
上陸は朝食後で腹ごなしにしては、思いがけない距離を歩いた。
この日は夕食後に三国志の英雄張飛を祀る張飛廟にも行ったのでウオーキング距離は7km 歩数9746歩 上った階数24階
いきなりからこの距離と階段の洗礼を受けた。
石宝塞の参道に続く道に植えられている黄屑樹。
重慶市の市樹だそうで大きな樹だった。
不思議な事にこの樹は植えられた月が来ると落葉する。
だから一斉に落葉することは無いのだとか。
両側はお土産屋さんが並んでいて、大きな声で呼びかけるけれど中国語のみなのだ、日本語、英語一切を受け入れない偉大な中国の観光地。
お土産屋さんを過ぎるといよいよ山門に差し掛かる。
この門をくぐると恐ろしく揺れる木道の橋が延々と続く。
石宝塞側からの写真
橋が終わっても回廊が続く。
ようやくお寺の建物に辿り着くと、心臓破りの狭い階段が延々と続く。
建物が岩に寄りかかって建てられているので寺内は岩がむき出し状態にある。
息を切らして登りついたら、見事な塔があった。
いい風が吹いていた。
汗を入れたら下りの階段が待っていた。
来た時とは違う外の階段を風に吹かれて歩いた。
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