変貌する中国|中国旅行

初めて北京を訪れてのは天安門事件(1989年)の翌年だから28年が経っている。
当時は街の灯りも暗く、首都を荷馬車と自転車が埋めていた。
昨年3月、上海に行った時にもまばゆい夜景に驚いたけれど重慶はその比ではなかった。

ニューヨークのマンハッタンのようだ。ここが中国とは信じられない。
道路にゴミは無く中国看板の毒々しさもなく、WFC(重慶環球金融中心)73階の展望台から見える高層ビル群に目を奪われた。

今回の中国旅行はいくつかののテーマがあった。
三国志の足跡
三峡ダム
黄山登山
新しい中国の姿と昔ながらの古鎮の見学

重慶から三峡ダムまでは揚子江をクルージングしながら三国志の足跡を訪ね、三峡ダムの見学で上陸、その後はバス移動となった。
毎日400kmから600kmの移動をすると、中国の高速道路は整備されていると言いつつも最高速度は80km、1時間半に20分の運転手の休憩が義務付けられている。
となると移動には一日がかりとなる。
市内に入ると渋滞で動けずホテルの到着はPM9時を回ることもしばしばあつた。
モーニングコールはAM6:00、出発時のごたごたで疲れが取れないままの移動が続いた。
それに重慶や武漢は中国の「かまど」と言われる猛暑地帯。
空飛ぶ老人ホームの旅はかなり過酷だった。

けれど、目を奪われる工芸品や黄山の姿は疲れはを忘れさせてくれた。
毎日車移動をしている私が、黄山では10kmの山階段を歩き69階の階数を登った。(スマホの記録より)

その旅行記を少しづつ綴っていこうと思います。

中国に興味はなかったけれど、黄山に行きたい一心で沢山の犠牲を覚悟で出掛けた。
ところが変貌する中国に驚き、世界最高の人口を持つ中国の偉力の前に小国日本の今後を心配する政治家のような心境になって帰って来た。

初日に行った、重慶近くの龍興古鎮
昔ながらの庶民の生活があるとは言うものの、既にテーマパーク化されている。
大都会のビル群に比べるとホッとするところはあるけれど、市内渋滞の為時間が取れず駆け足で通り過ぎた。
けれどそれで十分だ。

夜のとばりが降りる頃、きらびやかに飾り付けられた重慶の街を見ながらの出航。
漸く眠れる夜を迎えた。

翌朝、目覚めると船は既に停泊していて、遠くに石宝塞が見えていた。

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