ドタバタと上陸|中国旅行

台風21号が関西国際空港をズタズタにしたおかげで思いもよらない珍道中が始まった。
夜間になって旅行社からの電話がひっきりなしに入り出発を促されるけれど、湖西線が動かない事には大阪に9時になんか行けません。
新幹線が動かない場合はキャンセル止む無しと決めると心も落ち着いた。
旅行社は大阪市内に駐車場を用意するからとまで言って来るけれど、高速道路も閉鎖されている。
朝まで様子は分からない。
午前6時前に新幹線が動き始めたと連絡が入り、京都駅から新幹線で福岡に行く事になった。
その時には「福岡までの新幹線代金は当社で負担します」と決まった。

アクシデントに弱い湖西線は間引き運転で、昼過ぎの京都駅発に乗るにはYさんの車で京都駅まで送ってもらうしかない。
今回はYさんなしで成立しない旅行だった。
福岡発上海行は出発時間に機材が到着、2時間遅れの出発になった。
上海までは2j時間のフライトなので博多に行くより近い。
ところが乗り継ぎで重慶まで行く便は定刻。
あの広い上海空港を走って走って間一髪で乗り継いだ。
前日眠れてないので、上海まで、そして次の重慶まで眠っている内に到着となった。

着いてから分かったことだけれど、このツアー揚子江のクルーズ船がチャーター便になっていて全国から同社のツアー客と旅行社社員11名が乗り込んでいた。

旅行中も気になる帰り便は台風22号の影響を受けそうな気配と関空の整備状況とを毎日調べながらのヒヤヒヤものだった。
特に私は途中で帰国するかも知れないという危うい立場なので、常に近くの空港をマークしていた。

帰国の3日前に帰国便は欠航と決まり、帰りの空港は岡山ももたろう空港になると決定された。
そしていよいよ黄山に明日登るという前夜姉母は誤嚥肺炎で救急搬送されたと連絡が来た。
取り敢えず、電話をかけるとYさんが全ての手配をして下さったという事と前回の入院と同じ症状なので様子をみましょうと返事をくれた。
思い切って黄山に登れたのは、電話で話せたことが大きかった。

旅行業界も経験がないというアクシデント、波乱の中国旅行は続いた。

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