姉母の毎日

SPO2(酸素濃度)が下がって救急搬送された姉母は、前回と同じ症状だと中国婺源(ぶげん)にいる私に伝えられた。
前回と同じだから様子を見ると言われた途端にどれほど安堵した事か。
前回は直ぐに退院したけれど私が留守なので帰国するまで入院する事になった。
その間も、Yさんは毎日通って姉母のお昼を手助けして下さった。

帰国翌日は月曜日の振り替え休暇だったので退院は火曜日になった。
1週間も入院するとやはり足の力は衰えて、退院初日はおぼつかなかったけれど2日も過ぎるとしっかりしてきた。
床擦れの初期症状がみられると施設ではエアーマットを導入して直ぐに対応してくれた。

この週は色々と行事が目白押しで忙しく姉母も休む暇なしだった。
先ずは、出張デパート。

デパートが大好きだったのに、去年から買い物に興味を示さなくなっている。
自分では欲しいものがなさそうなので、ゴムのない靴下を勧めた。
冬用の裏起毛のパンツも買った。
余り嬉しそうでないのが気にかかる。

タンゴの演奏会もあった。
私はバンドネオンが大好きなので姉母より私が張り切った。
それより何より大きな反響があったのはフラダンスだ。

友人のKさんはフラダンスを長くやっている。
相談すると施設で踊って下さる事になった。
フラダンスは衣装が綺麗なのと動作がゆっくりなので高齢者には受け入れ易かった。
体をゆすり、手をひらひらと動かす方が見受けられて嬉しかった。

姉母はの体調は、すっかり元に戻っております。
が、突然変調をきたして酸素不足に陥ることは以前と変わりありません。
酸素吸入すると直ぐに元気になるけれど、「それがいつまでも効果があるとは限りません」と主治医には言われている。
風邪を引いたりするとたちまち命にかかわることになる。
これから先は神様の思し召しにお任せするしかない。

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