フリーマーケットで学んだこと

フリーマーケットを利用しはじめてから久しいけれど、今月に入ってから本気で取り組んできた。とはいえ、説明文を書くのに時間がかかるため、ペースはぼちぼちだった。しかし、それではいつまでたっても物は減らない。

雪の降る週末、腰を据えて説明文を書き溜めた。手放すのが少し寂しく感じる作家作品であった。
11点の説明文を作成するのに5時間以上を要した。しかし、夕食後に一斉にアップすると、1分も経たないうちに反応があった。
1点が売れると急にスピードが増した。しかし、対応は私ひとり。値引き交渉やまとめ買いの申し出もあり、それらの対応を考えている間に完売してしまった。

そして、いろいろ学んだことがあった。
売れるものは5分で売れる。しかし3日過ぎても売れないものはその後も売れない。1週間様子を見て売れないと思えば思い切った値下げをして出品している。
フリーマーケットの価格は買値の半分以下なので利益を得るという考え方はない。
物の命は永遠にある。私の手を離れても「買ってでも使ってみよう」と思ってくれる人がいることは私にとっては安堵する事である。
前回のBlogでコメントを面倒だと書いたけれど、これは私の認識が違っていた。見知らぬ人とのやり取りなのでどんな方の下に届くのかと気になる事ではあった。
買ってくれた人へお礼メールを添付する欄がある。そこへ作品の来歴や思いを詳しく書いた。すると思いがけないほどの反響でラリーのようになってしまう時もあった。最後は楽しい買い物でしたと終わって下さる方もいた。私としては作品の行先が良い方々ばかりと安心を得ることが出来た。
もう私が管理するよりも、他の方に持って貰えたならば100年の命も夢ではない。
梱包をする家人の助けがあればこそではあるけれど。

来週あたり温かくなったら、食器棚を整理して新しいフォーメーションにしてみようと思う。相当使いやすくなっているはずだ。
しかし、まだまだ和食器は多い。実は和食器は売れにくい。買うときに高かったのは作家ものの和食器だった。

私はかつて「焼き物は信楽に始まり信楽に終わる」と聞いていた。
しかし、フリーマーケットの世界では信楽焼はそんなに好まれないようだ。
これも時代だろうか。料理の盛り付けのデザインにも変化があるようだし。

売れない時は値下げをすると分かっているけれど、信楽に関しては中々その通りには出来ない。
やっぱり私は信楽が好きなのだ。
あら、話がずれてしまった。まぁ、いいか。知らんけど。

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